読み方が独特なタイトル『青の祓魔師(エクソシスト)』 (C)加藤和恵/集英社・「青の祓魔師」制作委員会・MBS

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「アニオタあるある」思い浮かべるのは?

 映像が美しく、海外からの評判も高い日本のアニメ。もちろん、国内でも多くのアニメファンが存在しています。さまざまなアニメを見ていると、自然と身についてくる「特技」も出てきます。この記事では、アニメを好きになってから、図らずもできるようになった特殊能力を探ります。

いつのまにか、声の専門家に

 テレビのナレーションや洋画の吹替などを見ながら、「なんか聞いたことある声だな。」と感じた経験、ありませんか? それは、もう特殊能力が開花しかけている証です。次は、とうとうキャラの性格やビジュアル、声を聞いて誰が声優を務めているのか、想像がつくようになっていきます。エンドロールで声優が誰だったのか、答え合わせするのも楽しそうです。

漢字の「読み方」をマスター

『とある科学の超電磁砲(レールガン)』や『青の祓魔師(エクソシスト)』、『機巧少女(マシンドール)は傷つかない』のように特殊な読み方をするアニメが多く登場します。アニメ好きには、もはや当たり前なこの読み方は、オタクではない人にとって暗号と受け取られても仕方がないことなのかもしれません。

 また、学生であれば英単語を覚えるときに、役立つこともあります。特にコナンの映画作品は『ベイカー街(ストリート)の亡霊』や『探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』など英単語を直訳したようなタイトルも多いです。作品を楽しむだけでなく、自然と訳し方も覚えられるのは得した気分です。

経験で培った「予知能力」

 どんでん返し、死亡フラグ、夢落ちなど数多くの展開を視聴した経験から、先の展開をなんとなく想像できる「予知能力」が身に付きます。特に分かりやすいのは死亡フラグではないでしょうか? 見れば見るほど分かってくる「法則」で疑似的な予期ができるようになってしまいます。しかし、先が想像できるから楽しめないということはありません。多くのアニメは想像を少し超えてくるので、「定番すぎてつまらない」なんて展開にはなりにくいのです。

普段は物静かですが……

 初対面のときに多く聞かれるセリフ「趣味は何ですか?」この問いに対して「アニメガ好きです。」と答えれば、必然的に「何のアニメですか?」と聞かれます。そのときに相手が知っていれば会話がはずみますが、相手が知らない場合、作品を説明しなければならない状況に陥ります。そんな状況によく陥ることから多くのオタクはあらすじを説明する能力が格段にあがります。趣味以外の話、となると途端にまごついてしまう現象は一番のオタクあるあるなのかもしれません。