“情緒が爆発”するほどの衝撃(かわごえゴリラさん提供)

【マンガ】作者の心を揺り動かした“ショーを浴びる”という圧倒的な体験 本編を読む

圧巻のお芝居と“怒涛の煌めき”を感じさせるショー

 かわごえゴリラさん(@kawagoegolira)が、宝塚歌劇の公演を初めて観たご自身の体験を、マンガに描いてTwitterで公開中です。“人生初宝塚”はとても衝撃的だったようで、マンガからは感動と興奮の様子が伝わってきます。

 かわごえゴリラさんが観たのは、雪組の公演『CITY HUNTER』『Fire Fever!』。レポートマンガの読者からは「初見レポとってもありがたい」「自分も興味が湧いた」「こういうマンガを見ると、公演が観たくなる」といった感想が寄せられています。

 作者のかわごえゴリラさんに、お話を聞きました。

ーーかわごえゴリラさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 もともと絵を描くことが好きだったので。また、自分が感じたことや考えたことを伝えるのに適した媒体がマンガだったので描き始めました。

ーーどのような経緯で、宝塚へ観劇に行くことになったのでしょう。もともと宝塚のファンだったのでしょうか?

 匿名でメッセージを送れるサービス「マシュマロ」で、宝塚の魅力を熱心に送ってくれる方がいまして。定期的に送られてくる長文を読んでいくうちに、どんどん宝塚が気になり始めました。そんな時、友人がチケットを取ってくれると話があったのでお願いして、初観劇となりました。

ーー作中で「冠婚葬祭に並ぶ」ほどのビッグイベントとも表現されていますが、劇場を訪れる前にはどのような気持ちでしたか?

 100年続くビッグコンテンツに初めて触れる緊張感と、100年愛されてきたエンタメに対する期待感でドキドキワクワクでした。「マシュマロ」で予習していたけれども、実際に目にするのは初めてだったので。



観劇の際に残したメモからも興奮が伝わる(かわごえゴリラさん提供)

ーー宝塚の魅力は作中でもたっぷり描かれていますが、マンガに描き切れなかったことや補足などがあれば教えて下さい。

 今回、ご縁に恵まれて、前から5列目の席で観劇させてもらえました。お芝居・ショーの迫力がすごかったです。

 また、演者との距離が近かった分、娘役の方とバッチリ目が合ったことが本当にうれしかったです。目が合った瞬間、恋に落ちたような衝撃が走りました。未だに目の合った娘役の方を探しています。「君の名は」といった気分です。

ーー作品に対する読者からの反応では、どのような声が特に印象に残りましたか?

 かなり男性からの反応もあったことに驚きました。性別問わず人びとを魅了する宝塚のコンテンツとしての強さを感じました。
 
 ほかには「初観劇の悲鳴は健康にいい」という反応もあり、多くの方の健康に貢献できて良かったです。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 自分の描きたいモノをマイペースに描いていきます。