スネツグが養子に出された理由は?

さて、何故スネツグは養子に出されたのでしょうか? それは前述の『スネ夫は理想のお兄さん』の回でのび太とドラえもんが説明してくれています。

「たしかニューヨークに住んでるおじさんに子どもがなくて、何年も前、養子にもらわれていったスネツグくん。ずいぶん大きくなったなあ」

劇中でそんな何年も経っていたか? という疑問もありますが、ともかくここで彼が「子どもがいないおじさんの家に養子に出されたこと」と「今はニューヨーク在住であること」がわかります。しかし、それならこの回以前に養子に行く時のエピソードがあっても良さそうなものですが、そのような話はどこにもありません。何故でしょう?

それは… どうも「藤子先生がスネツグの存在を忘れていた」から、なのだそうです。藤子先生も人間ですから、時にはこんな間違いもしてしまうのでしょう。しかし、この『作者が忘れた説』はそこかしこでまことしやかに話されているものの、どうも情報源が不確かではっきりしません。理由としては確かに一番あり得そうなのですが…。ともかく、再登場しないまま消えていったキャラクターもいる中で、スネツグは再び登場できただけ恵まれているのかもしれません。

(文=ザ・山下グレート)

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