26年ぶり復活に!? ホンダ「新型CR-X!?」が超カッコイイ! 現代風デザインまとった「ライトウェイトスポーツ」の予想CGがスゴイ

1980年代を駆け抜けたホンダのライトウェイトスポーツ「CR-X」。その現代版をエストニアのRain Prisk氏がCGで作成し、公開しています。どのような仕上がりなのでしょうか。

ホンダ新型「CR-X」!?なCGが超カッコイイ

「ホットハッチ」「ボーイズレーサー」という言葉が流行った1980年代を駆け抜けたホンダのライトウェイトスポーツ「CR-X」。その現代版をエストニアのRain Prisk氏がCGで作成し、公開しています。

 初代CR-Xは1983年に「バラードスポーツCR-X」の名でデビュー。ボディサイズは全長3675mm×全幅1625mm×全高1290mm。ホイールベースは2200mmと現在の軽自動車より短く、車重も現在の軽自動車平均より軽い760kgでした。

 そんな諸元をいかした走りは極めて俊敏。FR(フロントエンジン・リアドライブ)でなければスポーツカーにあらず、という風潮の中、タックインなどの運転テクニックを駆使すれば十分スポーツ走行できることを訴求し、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)ライトウェイトスポーツの急先鋒として存在感を発揮していきます。

 1987年のフルモデルチェンジで正常進化。2代目は全体的にワイド&ローのフォルムとなり、各部がフラッシュサーフェイス化されました。

 ところが1992年のフルモデルチェンジで路線変更。ルーフパネルを複雑かつ大げさな動きでトランクルームに収納する「トランストップ」を採用したユニークなデートカーとして登場しました。1998年、その3代目を持ってCR-Xの歴史は終わりました。

「廃盤になったCR-Xを現代版にリメイクしてみました」とPrisk氏が描いた現代版CR-Xは、初代と2代目の流れを汲むものです。特にリアビューは、当時を知る人なら「これはCR-Xだよね」と納得するのでは。

 リアタイヤより後ろを大胆にすぱっと切り落としたことによるリアオーバーハングの極端な短さ、寸詰まり感はCR-Xの個性です。横一文字のテールランプによって最新世代を演出しています。

 一方、フロントビューはやや伸びやかな雰囲気ながら、グリルレスはCR-Xの特徴です。

 2010年に登場したコンパクトハイブリッド車「CR-Z」は、CR-Xの再来ともいえる寸詰まりスタイルで一定の支持を得て、販売は立ち上がり好調。しかしその勢いは続かず、2017年をもって一代限りで生産終了しました。

 この現代版CR-XについてSNSでは「見たときは本当に最新バージョンだと思いました」「ホンダがこれを出してくれたら買うだろう。CR-Zより断然カッコいい」「欲しい!」といった声が寄せられています。

Rain Prisk氏のレンダリングは、メーカー非公式の非現実的なデザインですが、実際にCR-Xが現代に復活したとすると、26年ぶりの復活となります。