心のデトックスに!自分に手紙を書く特別なひととき

スイーツを食べながら、手紙を書いていきます。レターセットにはテーマが3種類あり、書きたい内容のものを直感でひとつ選びます。

レターセットにはリフレクション(質問)カード、イラストが描かれたポストカード、ウェルカムカード(裏には詩が綴られている)も付いてくる

テーマはそれぞれ「新しい今日へ向かう曙の空と共に」「日々を眺める穏やかな日盛りの中で」「自分が滲む静かな宵にて」で、テーマによってリフレクションカードの内容や、ウェルカムカードの写真、詩の内容が異なります。

今回は、「新しい今日へ向かう曙の空と共に」をセレクト。曙のフォトカードの裏には、小山将平さんの詩が。心の琴線に触れるような美しい言葉を眺めていると、どこか緊張していた心が自然とほぐれていきます。

まずは、リフレクションカードの質問に答えていきます。質問内容は、その日のことや、最近思ったことなどについて。

質問についてじっくり考え、言葉や文字にすることで、忙しい日々の中で見落としていた気持ちや、自分が大事にしているものが自然と整理されていきます。

ソロおすすめ Point
ひとりなら誰にも見られることなく、考えていることを手紙に綴ることができます。心穏やかに自分のペースで手紙を書きましょう。

途中、質問の答えに迷ったり、ひと息つきたくなったら、アートや装飾を眺めたり、各机に1冊ずつ置いてある小山さんの詩集を読んでみるのもおすすめ。

ソロおすすめ Point
ひとりだからこそ静かに物思いに耽ることができたり、詩がスッと胸に入ってきますよ。

手紙を書いているときは、普段自分に手紙を書く機会がない分、どこかくすぐったいような感覚に

書きたいことがまとまったら、1年後の自分に向けて手紙を書いていきます。

イラストが描かれたポストカードには、家族、友人、恋人など誰かへ向けた手紙を書いて、そのまま持ち帰ります。自分のことを振り返る中で、思い浮かんだ大切な人へ向けて手紙が書けるのはうれしいですね。

机には色鉛筆やクレヨンなども用意されているので、手紙にデコレーションしたり、イラストを書いたりしてもOK。心ゆくまで手紙を彩ってみましょう。

最後に、手紙を封筒へ入れ、シーリングスタンプを押します。スタンプに使う蝋は、豊富なカラー展開から4色をチョイス。

選んだ蝋を熱で溶かしたら、つまようじでかき混ぜます。混ぜ具合によってマーブル模様になったり単色に近づいたりするので、自分好みの色を表現しましょう。

封筒の上に円を描くようにして蝋を垂らしたら、上からやさしく置くイメージでスタンプ。そのまま30秒ほど待ってゆっくりと剥がすと、世界にひとつしかないスタンプが完成しました。

完成した手紙は、ポスト投函の前に撮影をしてもOK。お店の人にお願いすれば、手紙と一緒に記念写真を撮ってもらうこともできますよ。

撮影タイムを楽しんだら、店内にある専用のポストに投函します。記入した日付から1年後に手紙が届けられるので、それまでのお楽しみに!

今回は、未来の自分に手紙を送れる喫茶「封灯」をご紹介しました。人生の節目に、何でもない日に、自分と向き合うすてきな時間を過ごしに訪れてみてはいかがでしょうか?

■封灯(ふうとう)
住所:東京都台東区蔵前3-15-4 プチドール蔵前101
TEL:070-8957-1727
営業時間: 13〜21時(土曜は10時〜、日曜は10〜20時) ※LOは閉店30分前
定休日:火曜


ソロ Memo
■取材時のソロ率:60%(平日)
■おすすめの利用シーン:物思いに耽りたくなったとき、癒やされたいとき、心の中を整理したいとき

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Photo:鳥居まなみ(vivace)
Text:土井彩寧(vivace)

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