壁一面の手紙がおしゃれ!アンティーク空間に癒やされる

都営地下鉄大江戸線蔵前駅から徒歩約2分。路地の一角に、レトロなたたずまいの「封灯」があります。大きなウィンドウからアンティークな空間がのぞいていて、入る前からわくわく。

「封灯」は、同じく蔵前にある「自由丁(じゆうちょう)」の2号店で、1年後の自分に手紙を書く体験ができる喫茶店。「自由丁」は手紙を書くことに特化したアトリエですが、「封灯」はドリンクやスイーツも楽しめるお店です。基本は予約なしでもOKですが、混雑が予想される土・日曜、祝日に訪れるなら、公式サイトからの予約がおすすめです。

店内に入ると、壁一面に封筒がぎっしりと飾られていて、一気にお店の世界観に引き込まれます。

実はこの封筒、366枚あり、手紙を日付順に並べるための保管棚の役割りを果たしているんです。

手紙の封をしているシーリングスタンプのカラーはすべて暖色系で統一されていて、店名にもなっている「訪れた人の心を明るく照らす“灯り”」を表現しているのだそう。

1990年初期のアンティークを中心としたテーブルと椅子からは、作り手のぬくもりが伝わってきます。お店自体もリノベーションをしているため、どこか懐かしさを感じ、落ち着いて手紙を書くことができそうです。

ソロおすすめ Point
席と席の間隔が離れていて、窓や壁に面した席もあるので、ひとりで訪れても周りを気にすることなく過ごすことができます。

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言葉やアートに触れてドリンク&スイーツを楽しむ

メニューが手紙風になっているのもかわいい。席に着くとスタッフが丁寧にメニューを教えてくれる

「封灯」では、「A CUP OF LETTER(あ かっぷ おぶ れたー)」平日770円〜/土・日曜、祝日990円〜と、「TOMOSHIBI LETTER(ともしび れたー)」2970円〜という、2つのコースが用意されています。

「A CUP OF LETTER」は、ドリンクとスイーツが楽しめる喫茶コースで、スイーツには、オーナーである詩人の小山将平さんが書いた詩が添えられています。「TOMOSHIBI LETTER」はドリンク+プチデザート付きで、1年後の自分に手紙を書くコースです。

今回は「TOMOSHIBI LETTER」コースで、自分への手紙を書くことに。

ドリンクは、「コーヒー」「お茶」「クラフトジンジャーエール」などから、プチデザートは「バナナブレッド」「フルーツローフ」から選べます。今回は、「お茶」と「フルーツローフ」をチョイス。

「お茶」は、有機煎茶をはじめとした味わい深い日本茶を提供する「白玄堂」のお茶を、日替わりで楽しめます。風味豊かでやさしい味わいで、体の内側からホッとほぐれていきます。

ひと口スイーツの「フルーツローフ」は、名古屋で人気の「守山ベーカリー」から取り寄せたもの。ドライフルーツの酸味がアクセントになった味わい深いパンで、小ぶりながら大満足の一品です。

「ガトーショコラ」+660円

スイーツは+660円〜で喫茶コースである「A CUP OF LETTER」と同じメニューを追加することもでき、「バナナブレッド」「フルーツローフ」「ガトーショコラ」「アイスクリームwith カカオニブ」から選べます。

今回は特別に、自家製の「ガトーショコラ」もいただくことに。チョコレートは、蔵前にお店を構える「ダンデライオン・チョコレート」のものを使用。ずっしりと濃厚な口あたりに感動しました。

デザートにはおしゃれな詩のプレートも添えられています。複数の詩の中から、スイーツやお客さんの雰囲気に合わせて、スタッフが毎回セレクトしているそう。どんな詩と出合えるか、訪れたときのお楽しみです。

ソロおすすめ Point
さまざまな言葉に触れて、静かに思いを巡らすことができるのも、おひとりさまならでは。ひとりだからこそゆっくりと言葉を堪能できるはずです。