嵐電嵐山駅から徒歩3分のところにある日本茶茶房

多くの観光客で賑わう京都・嵐山。渡月橋から北へ延びる道路を進み、嵐電嵐山駅を超えて東へ入った通りに面してたたずむのが今回ご紹介する日本茶茶房「茶三楽」です。日本茶のおいしさや、茶文化の魅力を知ってもらいたいと2016年にオープンした同店では、日本全国の茶農家から直接仕入れた日本茶を使ったスイーツやドリンクがいただけます。

宮大工が手掛けたという店内は、茶室を備えた和の趣たっぷりの空間。一歩店内に足を踏み入れると周囲の喧騒から離れ、ゆっくりと過ごすことができます。

座席は2名掛けと4名掛けのテーブル席が中心ですが、店の奥には中庭を望む座敷席もあり外国人観光客にも人気だそう。
どの席も、席と席の間隔がゆったりと取られています。

床の間や掛け軸など和テイストな雰囲気も素敵

お店の外には「CHASANRAKU TEA STAND」もあり、テイクアウトのみの利用も可能。嵐山散策の際に立ち寄るのにぴったりです。「抹茶エスプーマラテ(アイス)」 600円や「抹茶のマドレーヌサンド」540円、「抹茶ジェラート」600円などの抹茶メニューはもちろん、ほうじ茶を使ったドリンクやスイーツも要チェックです!

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抹茶をとことん堪能できる!抹茶づくしのティーセット

「茶三楽」で人気のメニューは、こちらの「抹茶づくしのティーセット」3300円。一杯ずつ丁寧に点てた抹茶をはじめ、ケーキやマドレーヌ、クッキーなどの抹茶スイーツがいただける贅沢なセットです。内容は季節ごとに変わるので、新メニューに変わるタイミングで再訪するのもおすすめ。取材時は、初夏をイメージして作られたセット(5月末頃まで)でした。

内閣総理大臣賞受賞 抹茶ブランド「辻喜」の抹茶

中央のグラスに入った「薄折れ冷茶」は、抹茶の原料となる碾(てん)茶の茎や葉脈の部分を主に使って作ったお茶です。自然の甘みが感じられる味わいで、とてもまろやかな飲み口。ワインのように、日本茶を涼やかなグラスでいただくのもオシャレで写真映えすること間違いなしです!

プレートには抹茶のテリーヌに、ほろほろクッキー、チーズクッキー、塩メレンゲといった抹茶の焼き菓子3種など、ひと口サイズの抹茶スイーツが品よく並んでいます。最後までおいしくいただけるようにと、箸休めに塩味のお菓子や、さっぱりとしたオレンジが添えられているのも◎

青い花を咲かせるバタフライピーと梅を使った琥珀糖

抹茶ケーキ

抹茶ケーキは、抹茶を入れておく棗(なつめ)に入っているのが特徴。茶道になじみがない方にも茶器を知ってもらう機会になればとの思いが込められています。

茶道を代表する茶器のひとつ棗(なつめ)

マドレーヌサンドとドリンクのセット/©️茶三楽

そのほか、「マドレーヌサンドとドリンクのセット」(ホット)1375円、(アイス)1430円、「抹茶ケーキと抹茶セット」1540円などのセットメニューもラインナップ。メニューは時期によって変わります。