7.大沼国定公園


photo by Yamadyさん

静岡県の三保松原、大分県の耶馬溪と並ぶ”日本新三景”のひとつ。駒ヶ岳が大噴火を繰り返しできた大沼と、小沼、じゅんさい沼の3つの湖、そして大小126の島からなる国定公園です。

函館に隣接し、JR函館駅や函館空港、函館フェリーターミナルから車で1時間以内とアクセス抜群。大自然のなか、カヌーや遊覧船、サイクリング、ワカサギ釣りなどが楽しめます。


photo by たかさまんさん

デートに特におすすめの時期は、春の新緑と秋の紅葉シーズン。風が穏やかな日は湖面が水鏡となって、周囲の木々を湖面に映し出します。カヌーや遊覧船から眺める新緑、紅葉の景色も見事ですよ。

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大沼国定公園

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8.神の子池


photo by 月夜野さん

神さまからの贈り物と称されている神の子(かみのこ)池。先述した世界第2位の透明度を誇る摩周湖(神の湖)の伏流水が溜まってできたと言われています。池の周囲220m・水深5mの小さな池ですが、伏流水は12,000t/日も湧き出ており、水底まではっきりと見ることができます。


photo by 月夜野さん

水質を守るため池の外周には木道が配されています。木道の上からでも、水底に沈んでいる倒木や、日本では北海道にしか生息していないオショロコマが泳ぐ姿を見ることができます。水温が年間を通して8℃前後と低いため、水の中でも倒木が腐ることなく化石のように悠久の時を超えているのだそうです。

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神の子池

9.神威岬


photo by 月夜野さん

アイヌの言葉で“神”をあらわす、「カムイ(神威)」の名がつけられた岬。北海道積丹郡積丹町の突端にあり、日本海に突き出すように伸びています。


photo by ベターさん

かつては女人禁制だった場所で、女人禁制と書かれた門から約770mの遊歩道「チャレンカの小道」を歩くこと約20分、330度ぐるりと大海原を見渡す先端に到着します。周辺には透明度が高い、積丹ブルーと呼ばれる海が広がる絶景スポットです。

また「カムイ番屋」で販売している、積丹ブルーにちなんだ「しゃこたんブルーソフトクリーム」も是非味わってみてくださいね。

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神威岬

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10.オンネトー


photo by フミあきちゃんさん

北海道三大秘湖の一つ、オンネトー。アイヌ語では「大きな沼」「年老いた沼」という意味ですが、一般的には湖の扱いです。日の射す角度や見る角度、季節や天気などによって一日に何度も色を変えることから、五色沼の異名を持っています。

他にたとえようのない、青とも緑とも言いがたい独特の色で、風のない日には雌阿寒岳(めあかんだけ)と阿寒富士を湖面にくっきりと映し出す様がとても美しい湖です。周囲には木道が整備されているのでハイキングデートが楽しめますが、ヒグマの生息域でもあるので食べ物を持ち込まない、ゴミを持ち帰るなどのマナーが必要です。

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オンネトー

11.白ひげの滝


photo by nako.さん

白金温泉地区にあり、通称ブルーリバーとも呼ばれている美瑛川の渓流に、勢いよく流れる落差30mほどの滝。十勝岳連峰の地下水が水源となって、岩の割れ目から滲み出て流れ落ちる「潜流瀑(せんりゅうばく)」と呼ばれる珍しい種類の滝です。


photo by NOKさん

秋の紅葉や冬のライトアップも見事ですが、夏の深緑は目を見張る自然美で楽しませてくれます。滝を流れる水の白さと、美瑛川の青色のコントラストが美しい人気の景勝地です。

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白ひげの滝

12.美幌峠


photo by みゃーすさん

標高525mの美幌峠展望台の眼下には、屈斜路湖や硫黄山、遠くには知床連山などの大パノラマが広がっており、その美しい景観は「天下の絶景」と謳われています。春や秋には雲海が、秋には紅葉が、冬には屈斜路湖に発生する朝霧を見ることができ、季節ごとに何度でも訪れたいスポットです。


photo by ck0375sさん

とくに冬は、屈斜路湖が全面凍結し神秘的!防寒対策は必須ですが、冬しか見られない絶景を楽しめます。中でもおすすめの時間帯は朝。美幌峠は朝日の名所であり、一面銀世界が広がる中にのぼる朝日は、なんとも言えない感動を味わえます。道内では初日の出スポットとしても人気があるんですよ。

峠の頂上にある美幌峠レストハウスは道の駅になっているので、ドライブデートの休憩にもピッタリのスポットです。

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美幌峠

13.釧路湿原国立公園


photo by やまぶきさん

道東の太平洋から内陸に向かって広がる、東西最大幅25km、南北36kmもの広大な湿原で、釧路市、標茶(しべちゃ)町、鶴居(つるい)村、釧路町の4つの町村にまたがっています。

人の生活圏から離れているため、特別天然記念物に指定されているタンチョウや湿原ならではの動植物も多く、それらの観察を目的とした展望台や散策用の木道、ノロッコ号なども整備されています。


photo by -TOMMY-さん

公園内には展望台がいくつかありますが、細岡展望台からは湿原を象徴する釧路川の大きな蛇行と美しい夕日が見られるので特に人気があります。

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釧路湿原国立公園

14.地球岬


photo by ワダケンさん

室蘭市にある太平洋に突き出た岬。岬周辺は100m以上の断崖が14km続く景勝地で、岬の先端にたつチキウ灯台は海抜130mに位置しています。断崖の上にある展望台からは、太平洋の雄大な景色が一望できます。


photo by Lieさん

「北海道の自然100選」や「あなたが選ぶ北海道景勝地」などでも1位になっている、北海道を代表する観光スポットの一つです。

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地球岬

15.屈斜路湖

北海道ではサロマ湖に次ぐ2番目に大きい湖で、カルデラ湖としては日本最大の大きさを誇る淡水湖。湖畔からは日本一の大きさを誇る中島に遮られ、全貌を見ることができないほど大きな湖です。


photo by みゃーすさん

周辺は火山地帯となっているため温泉も多く湧いています。屈斜路湖の湖底からもお湯が湧いており、湖岸を掘るとお湯が出てくる「砂湯」が人気です。ベンチのある場所で砂を掘ると、自分だけの天然足湯の出来上がり!夏場は、水着を着て野天風呂を楽しむのもデートにおすすめです。

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屈斜路湖

16.オシンコシンの滝


photo by のどんさん

日本の滝百選であるとともに、知床八景にも認定されている迫力ある滝。真正面から見ると途中で2つに分岐していることから「双美の滝」とも言われています。滝の中ほどの高さまで階段で行くことができ、飛沫を浴びるほど間近で見ることができます。

滝の美しさはもちろんのこと、滝の上にある展望台からの眺めも絶景。オホーツク海や知床連山を見渡せるほか、冬には接岸した流氷がオホーツク海を埋め尽くす白い大海原を眺めることができます。

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オシンコシンの滝

17.知床峠


photo by swing314さん

知床半島を横断する唯一の峠です。知床横断道路が整備されており、標高738mの地点にはパーキングも設けられています。パーキングの展望所からは知床連山最高峰の羅臼岳が間近に見えるほか、知床半島の樹海も一望できます。

なお知床横断道路は冬季通行止めとなるため、初夏から秋口までのわずかな期間のみ通行可能。貴重な絶景デートスポットです。

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知床峠

18.然別湖

然別湖は北海道で一番高い場所にある湖で、その標高は810m。北海道十勝管内の鹿追町北部と上士幌町(かみしほろちょう)南西部にまたがる湖で、大雪山国立公園唯一の自然湖です。

湖の周囲は約13kmあり、トドマツやエゾマツ、ダケカンバなどの原生林に囲まれ、その雄大な自然のなかではナキウサギやミサゴ、オジロワシなどの貴重な野生動物たちが暮らしています。大自然に囲まれた秘境のような地で、ゆったりと美しい湖を堪能できます。

また然別湖は冬の凍結が最も早く、約半年間は雪と氷に覆われます。完全に凍った湖は一面が真っ白な世界。その湖上に、僅か約60日間だけの幻の村「しかりべつ湖コタン」が現れます。村の建物は全てが氷と雪だけで作られており、氷のブロックでつくられたアイスバーやアイスロッジ、アイスチャペル、氷上露天風呂などを楽しむことができます。

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然別湖

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しかりべつ湖コタン

19.サロマ湖

北見市、佐呂間町、湧別町の3つの町にまたがる、北海道で最も大きな湖。全国でも滋賀県の琵琶湖、茨城県の霞ヶ浦に次ぐ3番目の大きさを誇り、東西に長く伸びた砂州が湖とオホーツク海とを隔てます。

そんなサロマ湖は夕日の名所として名高く、湖面一面がオレンジ色に染まる光景は、思わず息を飲む美しさ。いつまでも見ていたいと思わせる、絶景デートスポットです。

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サロマ湖

20.硫黄山


photo by comotomirutanさん

背丈の低い高山植物に囲まれ、硫黄の独特な臭気を放っている硫黄山。今なお轟音とともに噴煙を噴き上げ続けています。近くには川湯温泉や砂湯で有名な屈斜路湖もあり、地球が生きていることを実感させられるスポットです。


photo by みゃーすさん

ところどころブクブクと沸騰しながら地下水が噴出しているところがあり、表出した硫黄の結晶を間近に見ることも。自然界にこんな色が存在するのかと思うほど鮮やかで、純粋な蛍光のレモン色にも目を奪われます。

売店などがあるレストハウスからは、賽の河原を彷彿とさせる殺伐とした砂場を歩いて立入禁止エリアまで近づくことができます。迫力ある景観を、ぜひふたりで楽しんでください。

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硫黄山

21.ジュエリーアイス(大津海岸)


photo by mu-さん

中川郡豊頃町にある大津海岸で見ることができるジュエリーアイス。冬季に十勝川が凍り、その川を覆いつくしていた氷が太平洋に流れ出て、大津海岸に打ち上げられた氷塊のことです。透明度が高く、太陽の光を浴びると宝石のようにキラキラと輝いて見えることから「ジュエリーアイス」と呼ばれるようになりました。


photo by Omikuさん

ジュエリーアイスを見られるのは、1月中旬~2月下旬頃の早朝。最盛期には海岸を埋めつくすほどの氷塊が見られることもあり、多くのカメラマンや観光客が訪れる人気のスポットとなっています。早朝のため交通機関は利用できませんが、体験ツアーなどに参加すると訪れやすいです。

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ジュエリーアイス(大津海岸)

22.マクンベツ湿原

札幌市街地から車で約40分の場所に位置するマクンベツ湿原は、石狩川の蛇行部に広がる約130ヘクタールの低層湿原です。ハンノキ林とヨシ群に覆われているほか、4月には美しく咲き誇るミズバショウの群生が観られるようになります。ミズバショウの鑑賞は4月末〜5月上旬頃まで可能で、ゴールデンウィーク期間中には、多くの観光客が訪れます。

石狩河口橋の堤防沿いに整備された約1.5キロメートルの遊歩道や、石狩川河岸までほぼ一直線に伸びた木道(長さ約400m、幅約1m)もあるので、ミズバショウを間近で鑑賞しながらハイキングデートを楽しみましょう。

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マクンベツ湿原

23.白金不動の滝

冒頭でご紹介した「白金青い池」から車で8分の距離にある、総落差25mの木立に囲まれた緑豊かな美しい滝です。夏でも冷たい水が水量豊富に流れており、周囲には白金新四国八十八ヶ所の石仏群が並んでいます。

神聖な雰囲気が漂い、強力なパワースポットの雰囲気も。ぜひ訪れて、ふたりでパワーチャージしてみてくださいね。

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白金不動の滝

24.三国峠


photo by ぽぽい子さん

標高1,139mの「三国峠」は、北海道の車で行ける峠としては一番高い場所にある峠。道幅も広く取られており、景色を楽しみながら走れる絶好のドライブデートスポットです。樹海のなかを美しくカーブを描きながら架かる「松見大橋」の展望スポットとしても人気で、「緑深橋」から最も美しく眺めることができます。

また頂上にはログハウス風の小さなカフェ「三国峠café」があり、ハンドドリップで丁寧に淹れたコーヒーやスイーツをはじめ、ツヤツヤのソーセージが5本も乗った「ソーセージカレー」などのお食事もいただくことができます。

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三国峠

25.霧多布岬

霧多布岬は太平洋に突き出た岬。岬の先端には「湯沸岬灯台」があり、その先端まで遊歩道が整備されています。遊歩道から見える海は、海藻類が透けて見えるほど美しい!また、海にプカプカと可愛いらしく浮かぶ野生のラッコの様子を観察できることもありますよ。

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