ワインドロッドに装着するスピニングリールに注目!
ワインドロッドに装着するスピニングリールは、2500番から3000番程度がいいでしょう。
となると、PEラインは0.8号前後を使うことになり、100m以上はスプールにストックできます。
これなら防波堤などからロングキャストを敢行しやすいですし、表層から深場までくまなく探れるでしょう。
ショックリーダーラインは、5号前後の太いものを活用します。
それでも切れるときは一瞬で、タチウオの歯の鋭さをナメてはいけません。
ひんぱんにラインチェックをおこなって、ザラザラに傷付いていたら、ショックリーダーラインを結び換えるようにしましょう。
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おすすめのワインドロッドを選んでみた!
それではタチウオを釣り上げるのに適している、おすすめのワインドロッドを取り上げてみましょう。
長さは8ft以上にして、あまり硬過ぎないブランクスを用いるのがベストです。
ガイドにはラインが絡まりにくいものを選んでおくと、手返しよくキャストを繰り返せるでしょう。
ダイワ(DAIWA) ワインドロッド ワインド X 86MH 釣り竿
ダイワから発売中の、タチウオワインドゲーム用スピニングロッドです。
MHパワーを持ったブランクスなので、1ozクラスのルアーやワームリグをキャストすることができます。
全長は2.59mで、2ピース仕様。
仕舞寸法は134cmにまで縮まりますから、防波堤などの釣り場まで持ち運ぶのにとても便利でしょう。
自重は145gと軽めで、先径/元径は1.8/12.6mm。
適合するルアーウエイトは、3/8ozから1ozまでです。
適合するPEラインは0.8号から1.2号まで、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は68%なので、グラス素材がコンポジットされたしなやかなテイストに仕上がっています。
実際に手に取ってみると、継目付近の曲がり込みもスムーズで、タチウオのバイトを弾いてしまわずに、きっちりフッキングできそうな印象です。
フッキングした後は、ブランクスをしっかり曲げた状態で足元までタチウオを引き寄せられるでしょう。
ガイドにラインは絡まりにくく、グリップ周りは細身でチカラを込めやすく作られています。
実売価格は8千円台と、とても低価格な設定に収まっています。
これならタチウオのワインドゲームを始めやすいので、初心者アングラーにマッチするでしょう。
釣行から帰宅したら、ガイド周りの付着物はキレイに取り除くように洗浄してください。
シマノ(SHIMANO) 19 ソルティーアドバンス タチウオワインド S86M
シマノからリリースされている、扱いやすい長さのタチウオゲーム用スピニングロッドです。
全長は2.59mで2ピース仕様ですから、仕舞寸法は133.3cmになっています。
自重は122gとやや軽めで、先径は1.7mmです。
適合するルアーウェイトは、6gから32gまで。
最大で1ozを超えるルアーやワームリグを背負えるように作られています。
適合するPEラインは、0.6号から1.5号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、91.5%になります。
実際に手に取って振ってみると、Mパワーブランクスにしてはしっかりと張りのある印象です。
これならメリハリのあるシャクリで、左右へのダートアクションを引き出しやすいでしょう。
グリップエンドがちょうどヒジに当たりますから、その反動でシャクリを繰り返してみてください。
実売価格は9千円前後と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
シーバスゲームやエギングゲームにも代用できそうな調子なので、このワインドロッドを1本持っておくと、さまざまなシチュエーションで重宝するでしょう。