国内最後のフラット6

レガシィアウトバック(4代目・2014年販売終了)

日本国内向け最後の水平対向6気筒エンジン(フラット6)搭載車、4代目スバル アウトバック

世界の水平対向エンジンメーカーでポルシェと並ぶスバルですが、もともとはFFのスバル1000(1966年)でキャビンを最大限確保するのが目的でしたし、作っていたのは大衆向け4気筒だったのは当然です。

しかし、北米向け上級クーペのアルシオーネ(1985年)を発売した途端に円高ドル安が進行、現地価格の上昇に合わせた付加価値向上のため初の6気筒ER27を開発して同車へ搭載。

新型4気筒エンジンEJシリーズが登場すると、6気筒版EG33をアルシオーネSVX(1991年)へ、新型6気筒EZ30をランカスター6(2000年)へ搭載、3.6リッター版EZ36へ発展します。

しかし車格に対する価格帯が合わず、燃費も悪い水平対向6気筒は次第に好まれなくなり、日本国内では4代目アウトバックを最後に設定終了、北米でも2019年まで販売された6代目レガシィ/レガシィアウトバックが最後となりました。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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