キャロライナリグで広範囲のバスにアピールしよう!
●バス釣りに有効なおすすめワームリグ③キャロライナリグ
シンカーの中心に穴が開いていて、リールからのラインに通します。
その先端にスイベルを結んだら、キャロライナリグのベースは出来上がりです。
スイベルの反対側に60cm前後のリーダーラインを結んで、その先にフック+ワームを装着すれば完成となります。
シンカーのウエイトを重くしていけば、その分飛距離をカンタンに伸ばせますから、ロングキャストして広範囲を探るのに適したリグといえるでしょう。
オカッパリシーンで、沖合いのブレイクラインなどの地形変化をなぞるのに、とても向いています。
使用するワームは、ボトムアップのブルスホッグシリーズがおすすめ。
引っ張るスピードを変えるだけで、ワームのブルブル感が切り変わり、異なるアクションでバスを魅了することができます。
ちなみにシンカーがヘビーウエイトになると、ヘビーキャロライナリグ=ヘビキャロと呼ばれるようになります。
決してニョロニョロとした、ヘビに似ているからではありません。
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おすすめのリグを構成するのに使ってみたいワームとフックを選んでみた!
前述のおすすめリグの中から、バックスライドフォールをおこなえるノーシンカーリグ向きのワームとフックをご紹介しましょう。
このリグを使いこなせるようになると、これまで諦めていた濃いカバーやオーバーハングなどを、積極的に大胆に攻めることが可能になります。
ボトムアップ ハリースライド #M010モエビ
ボトムアップから2022年に新しくリリースされた、高比重素材のワームです。
実際に量ってみると、約9.5gほどの自重を保持していますから、ここにオフセットフックを装着して水に浸ければ、10gを超えるぐらいになるでしょう。
それだけのウエイトがあれば、通常のベイトタックルでロングキャストできますし、アキュラシー精度の高いアプローチも敢行可能です。
着水ポイントをよく見るようにして、どんどん先へ滑り込んでいく様子を確認してください。
ラインはゆっくり引っ張られますが、バスが食い付いてきたら一瞬引っ張りが止まります。
早アワセは禁物なので、少し時間を置いて、ラインが横方向へ走り出してから、フッキング動作に移るようにしましょう。
カラーバリエーションは10種類と、豊富に用意されています。
深場まで落とし込むつもりなら、ブルーのラメが含まれているカラーが有効です。
浅い層で誘いをかけたいなら、こちらのモエビカラーのような発色が効果的かもしれません。
ワームボディの中央部には、縦方向にスリットが刻まれています。
ここに沿うようにフックをセットすると、真っ直ぐ配置できて、リグのフォールそのものが安定します。
実売価格は800円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ライトニング ストライク 3/0
ハヤブサから発売中の、刺さりが素晴らしいオフセットフックです。
ハリースライドに装着するなら、3/0番や4/0番がちょうど合うでしょう。
フックのベント部分がラウンド形状ではなく、角度の鋭い箇所が設けられています。
ここにワームが引っ掛かって止まるようになっているので、キャスティングする程度ではワームがズレないのが特徴です。
キャスト数を増やしてバイト数も比例して上げていきたい人には、とても扱いやすい工夫ではないでしょうか。
実際にフィールドで使ってみると、フッ素コートのおかげでよく刺さります。
錆びにくい特性も持ち合わせているので、安心して使い続けたいフックを探しているなら、ぜひ一度試してみてください。
実売価格は300円前後と、とても低価格な設定になっているのも嬉しいです。