雨の日の車中泊で注意すべき点

換気

車中泊では、車内で自炊するという方も多いかと思いますが、雨の日は換気もしづらいです。

IHなどを使えばいいのかもしれませんが、相当の電気を消費してしまうので、我が家ではガスを使用して調理しています。

しかし、気をつけないといけないのが、『一酸化炭素中毒』です。

安全対策として、車内には一酸化炭素警報機を付けていますが、雨の日は窓を大きく開けることができないので、数値が大きく上昇します。

雨が弱まった時を見計らったり、雨が侵入しない程度に窓を開けるなど、工夫しながら料理します。

着用する衣服

トイレに行く際は傘を差したりしても、どうしても濡れてしまうので、できるだけ乾きやすい服を着ます。

カッパなどを着ると、逆に車内がビショビショになってしまうので、水は多少吸収するけど乾きやすいポリエステル系生地などの服がおすすめです。

濡れた服を着たまま布団に入って寝るわけにもいかないので、外に出たあとは着ていた服を脱いで車内で干すことになるのですが、乾きにくい服だと次に着るとき生乾きになっている場合が多く、不快な思いをしてしまいます。

(広告の後にも続きます)

雨の日の車中泊に向けて準備した方が良いもの

ドアバイザー

先程、“換気が大変“ということを書きましたが、このドアバイザーがないと、雨の日はまったく窓を開けることができず、換気することができません。

車内で調理をすることはおろか、どれだけ暑い日でも窓を締め切らないといけないのは、はっきり言って地獄です。

もしもドアバイザーがない車で車中泊をしたいと思っている方は、ドアバイザーを取り付けることを強くおすすめします。

自分で取り付けることもできるので、チャレンジしてみるのも良いかもしれないですね!

耳栓

雨の日は、とにかく車内がうるさいので、耳栓は必須アイテムです。

車のルーフに雨が絶えず打ち付けててきますし、土砂降りのときは相当な雨音になりますので、耳栓が無いと寝ることができません…。

5ヶ月以上、100円ショップで売っている耳栓を利用して旅をしているのですが、100円ショップのもので十分だと思います。

是非持っていってください!

折りたたみ傘

小雨のときは、傘を差さないでトイレに行ったりもしますが、土砂降りのときはさすがに傘を利用しなければいけません。

その場合、通常の傘だと場所も取りますし、傘が濡れたまま収納することになります。

ですが、折りたたみ傘だと収納する場所にも困りませんし、濡れた部分の露出を最小限に留めることができます。

私は、ボタンをワンプッシュするだけで、傘を開いたり折りたたんだりできる、上写真の傘を利用しているのですが、車内から外に出るときもスピーディに傘を開くことができて非常に重宝しています。

車内で準備が完結できる機構

車中泊をするときは、車内を寝られるようにセッティングしないといけない、という方も多いのではないでしょうか?

ルノーのカングーもまさしくそのような形で、就寝前は荷物を運転席と助手席に移動したり、目隠しを取り付けたりと色々な準備が必要です。

そのようなとき、『外に出ないと車中泊仕様にセッティングできない』という機構になっていると、雨の日に本当に大変です。

冒頭で、”衣類を床下収納している”と言いましたが、一応、中からその収納にアクセスできるようにしておいたり、車内で準備が一通り完結するような工夫をしました。

土砂降りのときなどは、車外に出て準備することはできないので、できるだけ車内ですべての準備が完結するようにベッドスペースなどをDIYすることをおすすめします!