ランチア ストラトス(1972年)
ガンディーニが生んだミッドシップ・スーパースポーツの中でも、カウンタックと並びファンが多い伝説的スーパーカー。
元々はひたすら低さを追求したコンセプトカー(ストラトスゼロ)でしたが、フルビア後継としてラリーで勝てる車を求めたランチアの要望を大きく取り入れることとなります。低いボディは前後をまるっと開けて整備性の良好なフルカウルとし、中身も頑丈でタフな構造に。
1972年のテスト参戦以降WRCで数々の勝利を挙げ、不滅の栄光に包まれたかに見えたストラトスでしたが、親会社フィアットからは「そんなので勝ってもウチの市販大衆車車とイメージ違いすぎて販促にならん」と一蹴される、美しすぎるがゆえの悲劇も味わいました。
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