Googleにぼかし処理の申請をしよう
車種の特定を防ぐため、ストリートビューで自分の愛車が写っているのを見つけたら、Googleにぼかし処理をしてもらえるよう報告を提出しましょう。
その手順を説明します。
ストリートビュー画面上の「︙」を選択
ストリートビューの操作画面にある「︙」を選択します。
上記の参考画像では画面左上にありますが、PCやスマートフォンなどで表示位置は変わります。「︙」のアイコンは同じです。
「問題を報告」を選択
「問題を報告」を選択すると、別のページに移ります。
報告内容を入力
報告のページに移動します。報告する内容は「ぼかす対象の位置」「ぼかす対象の特徴」「連絡用のメールアドレス」の3点です。
「画像のプレビュー」では、内側の枠内に自分の車が収まるよう動かして調整。
「ぼかしのリクエスト」では、「自分の車またはナンバープレート」を選択して、ぼかしを施したい車種を特定できるような情報を記入します。参考画像では「白い車」と記入していますが、「白いミニバン(トヨタ シエンタ)」といったように、より具体的に書いても良いでしょう。
これらの情報以外に、連絡用のメールアドレスも必要です。
報告完了
報告が完了したら、上記の画像のようなページに移動するとともに、入力したメールアドレスにメッセージが届きます。
ぼかし処理が施されるまでの時間についてはまちまちなようですが、筆者の場合は24時間以内に更新完了の報告が届きました。更新完了の報告から24時間以内にストリートビューに反映されるとのことです。
ぼかし処理が反映される
上記はあくまでも参考画像ですが、報告を送ってから48時間以内には、車種が分からないようぼかし処理が施された画像に更新されていました。
別のアングルからでも同様にぼかしが入っていることを確認できたため、アングルを変えてまた報告をする必要はないようです。
【注意】近隣に同じ車種があるか確認しよう
ここで気をつけたいのは、周囲に同じ車が停まっていたら、自分の車だけぼかしが施されたとしても無意味ということです。
ストリートビューから自分の車を隠せても、同じ車が見つかってしまったら、窃盗団がそれを狙って実際に犯行に及んだときに自分の車も見つかってしまうことになります。
このストリートビューに関する報告は所有者本人でなくても可能なので、周囲に自分と同じ車種がある場合はそちらもあわせて報告しておきましょう。
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窃盗団の目に触れさせないことが大切
ハンドルロックやセキュリティシステムなど、車の盗難対策向けにさまざまなアイテムが販売されています。
しかし、これらを取り付けていたとしても、それが活きるのは窃盗団が車を盗もうとしているとき。セキュリティが機能して窃盗団が途中で諦めたとしても、ガラスが割られたり車内が荒らされたりといった被害が出ることは避けられません。さらに、車本体だけでなく、ホイールやエアロといったパーツが狙われるケースもあります。
セキュリティグッズはあくまでも盗難を諦めさせるアイテムに過ぎないため、その前段階の対策、つまり愛車を窃盗団の目に触れさせないようにして、盗難を試みようとする機会すら与えないようにすることが重要です。
盗難被害に遭うことが心配な方は、前述のストリートビューでのぼかしの他、ボディカバーをかけたり屋内に保管したりといった、「愛車を隠す」ことにも意識を向けてみましょう。
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