初代プリメーラ(P10型・1990年)

1990年代に技術力No.1を目指す「日産901運動」の成果が続々と市場に現れた1990年頃、セダンの革命児と話題になったのが初代プリメーラでした。

見た目こそ派手ではないものの、車内空間に余裕を持たせたパッケージングでもスポーティさと落ち着いたまとまり感あるデザイン、そして何より絶賛されたハンドリングによって、ヨーロッパの強豪メーカーにすら脅威を与えた初の国産FFセダンだったのです。

当初は日本国内の道路事情やドライバーの嗜好に合わない足回りの固さが欠点とされましたが、改良によって克服、ツーリングカーレースでも活躍するなど、現在に至るまで「日産史上最高のFFセダン」と伝説のように語られています。

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