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堂本光一、『Endless SHOCK』を通じて後輩に与えた影響 3人のライバル役に向けられた言葉

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 今回の制作発表会見においても「僕ら世代は生で見れたこと、僕としては一緒に作品に携わらせていたことが光栄。僕も最後まで走りきりたい」と語っていた佐藤。「『SHOCK』を生で見られる時代に生きていることが光栄」という言葉は、きっと多くのファンと同じ思いではないだろうか。

 そして、ファンの心境を代弁していると反響を呼んだのが、東京公演を観覧した中山が公式Xでつぶやいた「SHOCK圧倒的に凄かった。ただのSHOCKファンとして昨日観て確かに感じた事はこれがラストと言うことをまだ俺の心は完全には受け入れられてないんだなと言う事」というポストだ。

 中山は制作発表の場でも「命を削るとはこういうことなんだと実感した」「こんなにも過酷なものをなぜこんな回数できるんだろう、と何度も思いました」と語っており、観る側としても演じる側としても『SHOCK』にすっかり魅了されていることが伝わってきた。

 そんな中山が、『SHOCK』シリーズには欠かせないカンパニーメンバーである、ふぉ~ゆ~の越岡裕貴と共に上田のラジオ『上田竜也のPirates Radio』(bayfm)の4月27日放送回にゲスト出演するというから楽しみだ。

 制作発表の場では、『SHOCK』の終幕について「(堂本)本人からお聞きしたとき、シンプルにお客さんの気持ちとして“なんだよ!”とは言いました」と“らしい”コメントが光っていた上田。ラジオでも中山と共に『SHOCK』のライバル役を経験したからこそ語れる思いを熱くぶつけてほしい。

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 そんな多くの後輩たちに影響を与え、そして自分自身のライフワークとして堂本光一が築き上げてきた『SHOCK』シリーズというひとつの文化。それが今年で終わってしまうのは寂しい限りだ。堂本自身も「自分の思いとしては誰かにやってもらいたいなと」という希望も語っていたことから、もしかしたらこの3人の中から新しい『SHOCK』シリーズが受け継がれていく未来が描かれることに期待せずにはいられない。

 とはいえ、そのストーリーもきっと今回の『Endless SHOCK』を完走した先に広がっていくもの。まずは、堂本自身が完全燃焼したと言い切れる日々になることを願うばかりだ。そして、走り抜けたからこそ見えたものについても、じっくりとラジオで語ってほしいものだ。

(文=佐藤結衣)

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