もちろん劇中の音楽も抜かりない。新海誠監督の『秒速5センチメートル』でも知られる日本人作曲家の天門をスタッフに加えた、美しくも迫力のある音楽が、『時光代理人』の世界観を見事に引き立てている。このように、視覚も音も一風変わった、何度も観たくなるようなインパクトのある演出に、中国アニメならではの新鮮さを感じた視聴者も多いのではないか。
『時光代理人』第2期の始まりでは、トキやヒカルと同様になんらかの能力を持つ真犯人の存在が示唆された。新たな謎が提示された今、第2期に向けて視聴者の間でもさまざまな考察が飛び交っている。この4月に新たなステージへと突入する本作は、まさにここからが本番なのだろう。
参考
※1. https://febri.jp/topics/link-click3/
※2. https://twitter.com/Ready4theJAWS/status/1677548603110457344
(文=すなくじら)