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実録!小学生と公衆電話を使ってみましたリポート

防災ニッポン

マンガや動画、クイズなどで公衆電話についての知識を身につけられます。基本的な公衆電話のかけ方から、110番・119番への緊急通報や災害時の使い方まで学ぶことができます。

娘にもひと通りこのサイトで使い方を学んでもらい、最後にクイズコーナーで理解度をチェックしました。クイズには全問正解!基本的な使い方は覚えたようです。

公衆電話はどこにある?

現在では、昔ほど街で公衆電話を見かけなくなりましたよね。「家の近所の公衆電話はどこ?」と聞かれても、答えられない方も多いかもしれません。NTT東日本・NTT西日本では、公衆電話の設置場所を検索できるウェブサイトがあります。

NTT東日本「公衆電話設置場所検索
NTT西日本「公衆電話設置場所検索

このように地図上で公衆電話の設置場所を確認できます。

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出典:NTT東日本「公衆電話設置場所検索」

娘と一緒に、自宅の近くや公園の近くなど、よく行く場所の近辺にある公衆電話を確認しました。そのほか、「商業施設や駅、公民館などの公共施設、コンビニの店先にあることも多いよ」とアドバイスしました。

実際に公衆電話を使ってみよう

それでは、実際に公衆電話設置場所に足を運び、親の携帯電話にかけられるかチャレンジしてみます。

持ち物は「防災名札」と「小銭」です。娘の防災ポーチにいつも入れてあるので、防災ポーチごと持って行きます。
万が一のために親の携帯電話の番号は暗記させていますが、非常時には気が動転して思い出せなくなることもあるので、緊急連絡先などが記された「防災名札」を持たせておきたいですね。

防災名札の作り方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
災害時に子どもを守る!100均グッズで「防災名札」を作ろう

公衆電話設置場所に到着しました。早速、親の携帯電話に電話をかけてみます。口を出さずに遠目から見守ることにしました。10円玉をポーチから取り出して、挑戦です。

電話ボックスに入る前は「できるかな」と心配そうな様子でした。少し苦戦しながら扉を開け、中に入るとスムーズに10円玉を入れて、とても慎重に番号のボタンを押していました。無事に親のスマホに電話がかかり、「電話をかけられた!」とうれしそうです。

使い方は事前の学習のおかげで問題ありませんでした。背が低いので使いにくいのではないかと心配したのですが、それも大丈夫でした。

何か困ったことはなかったか聞いてみたところ、番号が合っているか心配だったと言っていました。公衆電話では入力中の番号が画面に表示されることがないので、間違っていたらどうしようと思っていたようです。
今回はしっかりとボタンを押すことができましたが、間違えた時のために10円玉を多めに持たせておこうと思いました。

実際に使ってみることが大事!

公衆電話が使えるようになると緊急時に連絡を取れる手段が増えるので、親としては少し安心感が増します。スマホなどをすでに子どもに持たせている場合でも、災害時に電話がかかりにくい状況になりやすいこと、そんな時には公衆電話を使うと良いと伝えておきたいですね。

紹介したNTT東日本のウェブサイトで使い方は学べますが、緊急時になって初めて公衆電話を使うのはなかなかハードルが高いものです。一度でも公衆電話を使っておくと、いざ必要になった時にもスムーズに電話を掛けられそうです。

娘にとってもおもしろい体験になったようです。一度親子でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

<執筆者プロフィル>
シマサキアヤ
フリーランスライター

<関連する記事はこちら>
公衆電話は停電や災害時に使える!知っておこう通信手段のこと

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