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車いすバスケットボール・鳥海連志、プロ転向で広がる無限の可能性

パラサポWEB

その国枝氏と食事に行き、先人の話も参考にした。

「どれだけのプレッシャーがあり大変なのか、国枝さんならではの話を聞いて、やはり体験してみないとわからないと思った。そして、自分がプロになる覚悟を強くしました」

3×3の大会「Push Up」を主催するなど活動の範囲は広い

車いすバスケットボールでは、香西宏昭に続いて2人目のプロ選手になる。

「(日本では近年、企業が障がい者雇用の一環として選手を雇う)アスリート雇用が浸透し、(香西選手以降の)プロ選手がなかなか出てこなかったのではと思う。アスリート雇用も一つの形だ」としたうえで、自身がプロ転向を決断した理由について「競技環境に専念できることは変わらないんですが、プレーだけではなく、どんな発言をしていくか、どんな行動をとっていくかを含めてさらに成長したいというのが一番の理由。プロの方が、より自分らしく、多角的にアプローチできると考えました」

パリパラリンピック前年のことし、24歳でプロに転向した鳥海

目標はパラリンピックで連続メダル獲得

車いすバスケットボールの日本代表はパリ2024パラリンピックの出場権をまだ獲得していない。来年のアジアオセアニアチャンピオンシップス(タイ)、世界最終予選(フランス)で出場権獲得を目指す。

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最後は「パリでもメダルを獲得できるように日本代表チームを引っ張っていきたい」と言葉に力を込めた。

text by Asuka Senaga
photo by Atsushi Mihara

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