「大谷選手が、1日10時間から12時間の睡眠をとっていることはよく知られています。『寝れば寝るだけいい。まずは量を確保。質はその次』とも語っています。
WBCでチームメイトだったカージナルスのヌートバーから食事に誘われたときも、『寝ているから』と断ったエピソードがあるほどです」(スポーツ担当記者)
しかし「二度寝」までしていたとは驚きだ。はたしてこのルーチンは効果的なのだろうか。スリープ・メンタルヘルス総合ケアをおこなっている「すなおクリニック」(埼玉県さいたま市)の内田直院長に聞いた。
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「睡眠を十分にとることは、ストレス耐性や集中力、競技力がアップしますので、とてもいいことです。メンタルもより強くなります。寝れば寝るほど、いいですね。
しかし、食事後の睡眠は消化器に負担がかかるのでおすすめはできません。毎日のルーチンということと、朝は少量でまた眠るというのは、1日の必要カロリーが一般人より多いということで、そのように分散して食事をとっているのかもしれません。
また、朝いったん起きるということが、ナイターのあとのリズムを保つことにもつながっている可能性がありますね」
ちなみに、プライベートの過ごし方を聞かれた大谷は、「(テレビで日本の)バラエティも普通に見ます。映画とかも見ますし、なんということはないですけど、普通に1人でゆっくり過ごしています」とも語っている。
「四六時中、野球ではない」と笑っていたが、マイペースの大谷ゆえ、毎日のルーチンとプライベートの過ごし方は崩さないことだろう。