マンガ「『待つこと』の大切さ」のカット(ぽよ母さん提供)

【マンガ】「幼稚園に行きたくない」と泣く息子 そのときの母の行動に「見習いたい」 本編を読む

分かっていてもなかなか行動には移せない

 幼稚園の登園をしぶっていた息子。無理やり連れて行くのではなく、息子が自分で気持ちを切り替えるのを待っていると……。

 子供が登園をしぶっていたときの出来事を描いたマンガ「『待つこと』の大切さ」が、Instagramで380以上のいいねを集め話題に。「見習いたい」「こういう対応は大切」「頭で分かっていてもなかなかできない」など、たくさんの声があがりました。

 このマンガを描いたのは、子育てをしながら育児マンガを描き、Instagramで発表している主婦のぽよ母さんです。

 小学校の頃からマンガを描いていたという、作者のぽよ母さん。高校生の頃はマンガを描くことをやめてしまったのですが、第1子の出産レポートを機に再開しました。今回のエピソードは、子供の反応を目の当たりにし、「待つことの大切さ」を実感したことから、投稿に至ったそうです。

 作者のぽよ母さんに、お話を聞きました。

ーーこのマンガ作品は多くの方に読まれましたが、反響はいかがでしたか?

 Instagramに投稿した当時、うれしいコメントをたくさんいただきました。

ーー息子さんは、いまも登園をしぶることはありますか?

 あります。月曜日や夏休み明けなどは、気持ちの切り替えに時間がかかるようで、しぶることがあります。

ーーいまも「待つこと」は、ぽよ母さんの育児で役に立っていますか?

 かなり役立っています。子供が立ち止まったときでも無理やり進めず待つことにしているためか、以前より子供が自分で気持ちの切り替えをすることが上手になったと感じています。登園をしぶっているときも、自分で気持ちを切り替えられるようになりました。

ーーほかに、育児で気を付けていることはありますか?

 子供たちの前では夫婦げんかをしないようにしています。子供たちにとっては大好きなママとパパだと思いますので、不安を与えないように気を付けています。

ーーこの作品のほかに、反響が大きかったぽよ母さんの投稿には、どのようなものがありますか?

「クリスマスに車を盗まれた」という、わが家の体験談を描いた投稿です。車を盗まれたあとの夫の対応について、多くの反響をいただきました。車を盗まれたことで学んだことがたくさんあり、多くの方に読んでいただきたい体験談です。

ーーこの作品は約1年前の投稿ですが、その後創作活動や取り上げるテーマに変化はありましたか?

 複数人の体験談をミックスさせた創作マンガを作ったり、イラスト・マンガ関連でお仕事をいただけたりするようになりました。

ーー今後、新たに取り組みたい創作活動や、創作以外の活動はありますか?

 創作マンガは趣味として続けていきたいですね。また、イラスト関連のお仕事も複数いただけているので、新しいことにチャレンジしつつ、お絵描きを続けていこうと思います。