『ペリリュー ―外伝―』第1巻 (C)武田一義/白泉社

【画像】「違うのは、生まれた時代だけ。」戦場に散った若者たちに思いをはせる『ペリリュー』全面広告

『ペリリュー』本編で描き切れなかったエピソードを描くサイドストーリー集!

 昭和19年、夏。5万人の兵士が命を奪い合う狂気の戦場と化した太平洋戦争末期のペリリュー島を舞台に、戦争の時代に生きた若者たちの姿をマンガ家志望の青年・田丸の視点で描く『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』。

 2022年4月に完結し、同時にアニメ化が発表された本作のさまざまなサイドストーリーを描くスピンオフコミック『ペリリュー ―外伝―』の第1巻が、本日7月29日(金)に発売されました。

 著者に武田一義さん、原案協力に太平洋戦争研究会の平塚柾緒さんという座組は本編そのままに、田丸と離れて片倉兵長と行動をともにしていた頃の吉敷の葛藤を描く「片倉分隊の吉敷」、ペリリュー島の戦いを米兵の目線から描く「Dデイ(攻撃開始日)」、戦後に日本へ生還した田丸の結婚までを描く「田丸と光子」、ペリリュー島で暮らしていたマリヤのもとへやってきた戦争を描く「ペリリュー島のマリヤ」を収録し、巻末には作家の石井光太さんによる解説も収録されます。

『ペリリュー ―外伝―』第1巻は白泉社 ヤングアニマルコミックスから660円(税込)で発売中です。発売を記念して、2022年7月29日付けの朝日新聞朝刊に全面広告が掲載されています。