ウマ娘には意外な設定が盛りだくさん

『ウマ娘 プリティーダービー』では、美少女化した歴史的名馬「ウマ娘」が大活躍。そのキャラクター像には史実のエピソードや実際の性格が反映されており、なかには「ギャップ萌え」を感じさせる娘も。

【画像】意外な設定を持つウマ娘たち(5枚)

 そこで今回は、「ギャップ萌えダービー」を開催。意外なギャップを持ち合わせる3人の「ウマ娘」を紹介します。

メジロマックイーンが秘める「猛虎魂」



メジロ家の誇りを胸に走るメジロマックイーン 画像は『ウマ娘 プリティーダービー』(C)Cygames, Inc

 第1走者は、史上初となる「天皇賞・春」連覇を成し遂げた実績を持つ「メジロマックイーン」。『ウマ娘』においては、名門「メジロ家」の至宝と称されるエリートで、口調や佇まいからは確かな品格を感じさせます。

 そんな彼女は、趣味としてスポーツ観戦を「ほんの少々」嗜(たしな)んでいるとのこと。しかし巷では、熱狂的なプロ野球ファンだというウワサも。アプリ版のロード画面で表示される「ヒミツ」でも、「『かっとばせー!』という自分の寝言で起きることがある」といった情報が明かされているため、確かにその可能性は高そうです。

 また公式4コママンガ『うまよん』では、「阪神タイガース」を彷彿とさせる縦縞のユニフォームを身にまといながら、「TAKES」という球団を応援している描写が。ちなみに推し選手の名前は「ユタカ」。これは史実で主戦騎手だった武豊騎手と、かつて「阪神」で活躍していた和田豊さんをかけたダブルミーニングなのかもしれませんね。

実は乙女かもしれないナリタブライアン

 無愛想な一匹狼キャラとして知られる「ナリタブライアン」ですが、彼女は『ウマ娘』の中でも屈指のギャップ萌え要素を秘めているひとりかもしれません。史実ではクラシック三冠制覇を達成し、その馬体から「シャドーロールの怪物」と呼ばれていました。

 その圧倒的な強さが反映されたせいか、『ウマ娘』においては物語の舞台「トレセン学園」内で畏怖(いふ)の対象になってしまったのだとか。自身も走り以外には興味を示さない求道者的な性格をしているのですが、実は意外すぎるギャップを持ち合わせているようです。

 なんと「ナリタブライアン」には、可愛いものが大好きだったり、ぬいぐるみを抱かないと眠れなかったりという、乙女チックな初期設定があった模様。その設定の名残なのか、育成中のクレーンゲームイベントでは獲得したぬいぐるみに名前をつけようとするシーンがありました。



勢いはダントツ1位のツインターボ! 画像は『ウマ娘 プリティーダービー』(C)Cygames, Inc.

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意外性ナンバーワン? ツインターボの秘めたる才能とは

●ツインターボは達筆!? だけど…

「GI」未勝利馬ながら、名前の通り他の出走馬を突き放す疾走感あふれる走りで多くのファンを魅了した「ツインターボ」。そんな史実のせいか、『ウマ娘』での彼女はとてもせっかちでお転婆な性格の持ち主となりました。

 走りも言動も慌ただしい「ツインターボ」ですが、「実は達筆」という設定があるようです。TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』では、「トウカイテイオー」らが所属する「チームスピカ」への挑戦状を書いており、その文字は見事というほかありません。

 また、自身が所属する「チームカノープス」の部室には、彼女がしたためたと思われる達筆の数々が飾られていました。ただ文字の美しさに反して、ほとんどが誤字だらけ。アプリ内で見ることができる「1コマ漫画」では、「一日一善」を「一日一全」と間違えるミスをおかしていました。ある意味彼女らしいといえますが…。

 それぞれ負けず劣らずの意外な一面を披露してくれた「ギャップ萌えダービー」。3人のし烈な争いは、まだまだ続きそうです。