春になり水温が上がってきたので、池や水路に足を運んでバスを狙ってみました。

ワームを放り込んだのですが、なかなかバイトが発生しません。

そんなとき頼りたいのが、全身ステンレスワイヤーで構築されている、スピナーベイトです。

その特徴や使い方=春バスの攻略方法について、分かりやすくご紹介しましょう。

スピナーベイトの使い方はとてもシンプル!

スピナーベイトとは、ステンレスワイヤーによってブレードとヘッドパーツをつないでいる、バス釣り用ルアーのことです。

ヘッドバーツには、上向きのシングルフックとシリコンスカートが付いていて、バスを引き付けフッキングに持ち込むことができます。

見た感じ、こんなカタチをした生き物は、自然界には存在しません。

それを理由に、スピナーベイトをラインに結ばない人がいますが、それは極めてもったいない判断です。

まず、ブレードに注目してください。

光をしっかりと反射し、それが回転して波動を発生させるので、小魚の群れが泳いでいる状態を表現できています。

小魚そっくりのカタチに似せるのではなく、生き物の躍動感を表現する目的にしているわけです。

次に、ヘッドパーツを見てください。

シリコンスカートが配置されているので、しっかりと水をつかみます。

リトリーブスピードの変化によって、そのスカートのボリュームが、膨れたり縮んだりします。

スカートの1本1本が細く張りがありますから、ブレードからの振動を上手く拾って、ピリピリと震えてくれます。

それらを1本のステンレスワイヤーでつなぎ、水中の任意のレンジを泳がせることができるのです。

バスにとって、これほど不思議で魅力的な存在はないでしょう。

最初は驚くものの、強烈に惹き付けられるでしょうし、追従を試みようと判断するケースも出てきます。

いきなり威嚇攻撃を仕掛けてくるバスも、いるはずです。

つまり、かなり高い確率でバイトが発生する、誘発要素満載のルアーといえるのです。

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スピナーベイトのフックに注目!

スピナーベイトのフック部分にも、注目してください。

上向きのシングルフックなので、根掛かりトラブルを回避しやすくなっています。

しかもブレードが、フックポイントの上で回転してくれるので、藻などの水中カバーに引っ掛かってしまう危険度も下げてくれます。

積極的にキャストを繰り返して、バスを誘い続けられるでしょう。

春バスは、水温の上昇とともに浅瀬に入ってきますから、スピナーベイトを広大な浅瀬に投入してください。

ブレード回転による振動を手元で感じながらリトリーブし、その振動が一瞬止まったら、バスのバイトかもしれません。

強めのフッキング動作へ移行して、バスを上アゴをフックでとらえてみましょう。