歴史を感じられる蔵造りの街並みが広がる喜多方の名物グルメと言えば喜多方ラーメン。独特の縮れとコシのある麺にあっさりとしたスープが特徴です。ラーメンの街とも言われ、数多くの店が軒を連ねる喜多方でおすすめの喜多方ラーメン店をご紹介します!

目次

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喜多方ラーメンとは?

喜多方ラーメンは福島県のご当地ラーメンで、日本3大ラーメンのひとつ。中国からやってきた一人の青年が、大正末期から昭和初期ごろに屋台で売っていた「支那そば」が元祖とされています。
「平打ち熟成多加水麺」と呼ばれる一般的な麺より水分を多く含んだ麺が大きな特徴で、コシと独特の縮れがあります。あっさりとした味わいのスープは、醤油味が基本と思われていますが実はお店によって様々。醤油、塩、その中間…出汁も店それぞれで一つとして同じ店はありません。

「朝ラー」が楽しめる喜多方の街

「朝ラー」とは、その名の通り朝食にラーメンを食べること。起原は諸説ありますが、朝ラー文化の根付いた喜多方では朝からラーメンを食べて一日が始まるのが日常となっています。
「朝からラーメン?」と思われるかもしれませんが、喜多方ラーメンの端麗なスープならさっぱりといただけます。今では朝ラー目当てに訪れる観光客も多いそう。喜多方を訪れたらぜひ試してみたいですね!

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源来軒

まずはここ、元祖・喜多方ラーメン!

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写真提供:@tamagooo_1972さん

源来軒は大正末期に中国から日本へやってきた藩欽星氏が屋台から始めた、喜多方ラーメンの元祖と言われる老舗中の老舗。何十年経っても守られている当時の作り方による熟練の味には、全国に多くのファンがいます。

見た目は昔ながらの中華そばといったシンプルでどこか懐かしい感じ。
スープは豚骨・鶏ガラ・煮干・昆布・椎茸などで出汁を取り真夜中から仕込むそうで、素材は全国から厳選した品々。素朴なスタイルながらも、深みのある味わいになっています。
しかもスープや麺はもちろん、トッピングもチャーシューだけではなくメンマまで自家製。
お店のこだわりと、丁寧な仕事ぶりが感じられる一杯です。

【住所】
福島県喜多方市一本木上7745

【営業時間】
10:00~19:30 ※スープがなくなり次第終了

【定休日】
火曜日

【アクセス】
・電車…JR磐越西線「喜多方駅」より徒歩約6分
・車…磐越道「会津若松IC」より約20分