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男の隠れ家ベストシリーズ「昔町逍遥」が絶賛発売中!

ぽつりぽつりとひとり歩く。時の降り積もった町角。その土地その土地で営まれ、今なお変わらない人々の暮らし。激しく移り行く幾代を越え現代に受け継がれる伝統――。

美しい〝日本の昔町〞を歩けば、私たちは一瞬にしてその町が刻んだ深い歴史に迷い込むことになる。木々が芽吹くこの季節、日本の原風景を彷徨い、そして歩き、迷宮を静かにたゆたう旅に出たい。

巻頭特集は江戸時代、その繁栄ぶりが「江戸まさり」とまで謳われた、水郷の町・佐原。

小野川沿いの地区では、今でも当時の隆盛ぶりを伝える立派な商家がずらりと並んだ光景が見られる。

本特集では宿場町のほか、港町、門前町、城下町、産業町と、さまざまな形で発展して今に面影が残る昔町を数多く掲載。

宿場町はその雰囲気に浸りながらのんびり歩くだけでも楽しい。 

さらに町の仕組みや歴史を知れば、きっと往時の賑わいに包まれるだろう。

東国と西国を結ぶ中山道のほぼ中間地点に位置する木曽路の宿場町・妻籠。

奇跡的ともいえるその美しさは、地元住民の町を愛する思いが保存活動へとつながったものだった。

さらに雰囲気たっぷりのビジュアルで旅情を感じられる一冊だ。

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