どうも、HAZE KINGです。
気温もかなり下がり、冬本番となりました。温かいシーズンと比較すると釣れる魚種もかなり限られますが、みなさんは何をターゲットにされていますか? 寒ブリや根魚、トラウトなどさまざまな魚種がいて悩んでしまいますよね。そのなかでも、身近なターゲットとして人気が高いのが「ワカサギ」です。
一般的なワカサギは7cm前後ですが、なかには15cmを超える「テラ」ワカサギも! 今回はそんな大型のワカサギを釣ることができる愛知県の三河湖での釣り方について解説します。


ワカサギ釣りのシーズンを迎え、賑わう桟橋(三河湖)

豊かな自然に囲まれた「三河湖」

矢作川の支流である巴川上流の豊田市に、農業用の利水ダムとして1963年に建設された人造湖「羽布ダム」は、「三河湖」の愛称で親しまれています。周囲は変化に富んだ自然がいっぱいで、夏にはキャンプ、秋には紅葉と人気の観光スポットとなっています。

大型ワカサギを育む三河湖の環境

愛知県豊田市羽生町にあり、自然豊かな周辺の山や湖畔といった多様な生態系が三河湖の栄養源となっています。その豊富な栄養源が魚たちに運ばれ大きく成長します。全周約13km、水深は浅橋で約5m、最深部で約40mあります。
愛知県では唯一、15cmを超える超大型のワカサギ(通称デカサギ)をねらえるポイントです。そのほかにもブラックバス、アマゴ、ヘラブナ、ホンモロコなどさまざまな魚種と出会うことができます。


ワカサギを釣るならボート屋さんを利用しよう

三河湖でワカサギを釣る場合、「三河湖ボート」さんでレジャーボートもしくは浅橋を利用すれば、ワカサギを釣ることができます! ボートは台数に制限があるので前日までに予約するといいでしょう。また、安全対策としてタイプAのライフジャケットが必要になるので、持っていない方はレンタルの注文もお忘れなく! エサと仕掛の販売はありますが、レンタルロッドは限りがあるので事前に確認しておきましょう。

三河湖(三河湖ボート)

住所:〒444-3206 愛知県豊田市羽布町金山29
TEL:0565-90-3320
HP:https://www.mikawakoboat.com/

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大型ワカサギの魅力と、釣り上げるためのコツ

一般的にワカサギ釣りの魅力は1日で100尾以上、小物ならではの数釣りにあります! しかし、10cmを超える大型ワカサギはかなり希少です。なかでも15cmを超えるワカサギを釣り上げるのは至難なことです! だからこそ、見たこともないようなサイズの大型ワカサギを釣り上げたときの感動はたまりません!


一瞬のアタリを逃さないよう竿先に全集中します

大型ワカサギが釣れるシーズン

通常、10月から3月がワカサギ釣りのシーズンになります。三河湖では12月中旬から群れが大きくなるので釣れる確率も上がり、釣りやすくなりますよ! なかでも1月下旬から2月中旬にかけて大型ワカサギは産卵のため浅瀬に集まるので、最もねらいやすい時期となります。年によって産卵のタイミングが前後するので、メディアやSNSで最新の釣果をチェックするといいでしょう。また、浅橋には集魚ライトが設置されているので、エサ(プランクトン)が集まる朝マヅメ、もしくは夕マヅメに集中してねらってみるのもよいでしょう!


ボート小屋の横にあるワカサギの卵を孵化させる専用装置。個体数の維持に貢献しています大型ワカサギをねらう仕掛

10cmを超えるワカサギを釣る場合、1.5号以上のハリを使用するとフッキングできる確率が上がるのでオススメです。一般的にハリの形状は袖型とキツネ型の2種類があります。魚影が濃く数が釣れる場合はフッキング重視のキツネ型、魚影が薄く竿先のアタリが少ない場合はバラしにくい袖型を使うと釣果が伸びるでしょう!
浅橋で釣る場合、水深が約10mなのでオモリは1号が適しています。ボートを利用する場合はポイントによって水深が変わるので、1号から3号を使い分けるといいでしょう!


状況に応じてハリの形状とサイズを変えると釣果を伸ばしやすくなります大型ワカサギをねらうコツ

大型ワカサギを釣るコツはエサのサイズを大きくすることです! サシを使用する場合、1/2以上のサイズで使用すると小型ワカサギがフッキングしにくくなり、大型ワカサギが釣れる確率が上がります! また、サシ1匹をハリにつける場合もあり、サシを丸ごと刺す場合は端を切り落とします。こうすると、サシの体液が水中に拡散することでワカサギが反応し、集まってくるのです。
エサの体液がなくなると集魚力が落ちてしまうのでこまめに交換してください!


10cmを超えるワカサギはエサを1口で食べてしまいます