初の「津和野乗り入れ」山陰本線の観光列車「〇〇のはなし」山口線に特別運行へ 全通100年で

列車名は「まるまるのはなし」と読みます。

山口線全通100年

 JR西日本は2023年11月1日(水)、山口県北部の山陰本線を走る観光列車「〇〇のはなし」を、特別に山口線(新山口~津和野)で運転すると発表しました。運転期間は2024年1月から3月上旬までの土休日のうち18日。

「〇〇のはなし」は2017年、「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」を盛り上げるためにデビュー。キハ47形を改造したもので、2両編成は和風と洋風に、それぞれ内装が区別されています。車内では紙芝居などのイベントも実施されるのが特徴です。きっぷに追加して「指定席券」を買うことで乗車することができます。

 通常の運転区間は、山陰本線の新下関から東萩まで。今回、山口線が新山口~益田で全通して100年を迎えるため、記念に山口線内を走ることとなりました。

 運転は1日1往復で、10時50分に新山口駅を出発し、湯田温泉・山口に停車して、終点・津和野に12時58分到着。帰路は15時54分始発、17時38分帰着の予定です。

 山口線での特別運行では、沿線をめぐるネタを中心に、車内で「はなし」が行われます。ネタは温泉・歴史・幸福・グルメ・山口と津和野・おみやげなど、日程によって違うものになります。

 最初の運行は1月13日(土)の予定です。