超絶花火だけじゃない!?大洗海上花火大会の魅力を徹底解説-2023年版

茨城県東茨城郡大洗町の大洗サンビーチで開催される大洗海上花火大会。

昭和初期から続く歴史ある大会で、現在は茨城県を代表する一大花火フェスとして町民をはじめとする多くの方々を魅了し続けています。

本記事では、そんな大洗海上花火大会の概要や魅力について、写真と動画を交えながら紹介いたします。

大洗海上花火大会とは?


高台から望む大洗海上花火大会(2019年撮影)

大洗海上花火大会は、茨城県東茨城郡大洗町で開催される花火大会で、概要は以下の通りとなります。

開催日:2023年9月30日(土)
場所:大洗サンビーチ
打ち上げ数:12,000発(※2023年時点)
最大号数:20号玉(二尺玉)
担当煙火店:野村花火工業

1928年(昭和3年)から続く歴史ある花火大会で、長らく大洗町における一大イベントして町民を中心に親しまれています。

しかしながら、2020年から2021年にかけて新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で開催が見送りに…。

3年ぶりの開催となった2022年はそれまでの7月下旬から秋開催にシフトした上で、大規模リニューアルを敢行。

従来は1時間およそ3,000発だった花火は打ち上げ数が6,000発に倍増し、単打ち主体の構成からスターマインを多く取り入れた構成となりました。(2023年は打ち上げ数がさらに倍の12,000発に増加)

さらにメイン会場の観覧席は全席有料化され、有名アーティストによる音楽ライブやフードブースなど、これまでなかった新たなコンテンツが設けられました。

茨城県を代表する一大花火フェスとして、現在進行形で進化し続けています。

日本最高峰の芸術花火が12,000発!ラストは二尺玉も!!

大洗海上花火大会の魅力はなんといっても日本最高峰の芸術花火を味わえること!!

打ち上げを担当する野村花火工業さんは、全国花火競技大会(大曲の花火)や土浦全国花火競技大会において、最高名誉の内閣総理大臣賞を過去に複数回受賞した経歴を持ちます。

そんな花火界のトップアーティストが創り出す芸術花火が、これでもかと言わんばかりに繰り出されます。


六重の同心円を描く野村花火工業さんの代表作「五重芯変化菊」(2023年撮影)


鮮やかな緑色と躍動感あふれるダイナミックな動きが特徴の「新緑の躍動」(2023年撮影)

特にプログラムの序盤、中盤、終盤を飾る、堤防全体を生かしたミュージックワイドスターマインは圧巻の一言!


ワイドスターマインの様子①(2022年撮影)


ワイドスターマインの様子②(2022年撮影)


ワイドスターマインの様子③(2023年撮影)

そして大会のラストには超特大の二尺玉も!!


二尺玉の様子(2022年撮影)

日本最高峰の美しい花火に度肝を抜かれることでしょう。

花火を見ながらBBQも!選べる3つの観覧席

大洗海上花火大会ではメイン会場内に3種類の観覧席が設けられます。

カジュアルエリア
花火観覧席
フリーサイトエリア

以下、各観覧席の特徴についてざっくり紹介いたします。

カジュアルエリア

浜辺に設けられる観覧席で、エリア内は自由席となっています。

おひとりさまから大人数のグループまで幅広い人数構成で楽しめるかつ、花火大会の見どころとなっているワイドスターマインが最も綺麗に見えるのが本観覧席の特徴。

花火との距離が近い最前列や陸地側はやや混み合う傾向にありますが、エリア自体が非常に広大なため、観覧場所に困ることはほぼありません。

なお、ブルーシートや椅子は用意されていないため、あらかじめ用意することをおすすめいたします。

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花火観覧席

テーブルと椅子が設けられた、最大4名で利用できる観覧席。

全席指定かつエリア内はかなりゆとりのある設計となっているのが特徴。

家族やグループでのんびりと花火を楽しみたい方にもってこいです。