テントにタープ、シェルターなど、毎年各メーカーから最新アイテムが登場し、ユーザーも常に新しいものをリサーチするこの時代。

そんな中で興味深いことに気づいた。
大きく分けて3つのスタイルをフィールドで見かける機会が増えてきたのだ!

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■カンガルースタイル

ひとつ目は「カンガルースタイル」。
「親が子を抱える」というカンガルーの子育てに由来して名付けられたスタイル。

ファミリーやグループキャンパーに多く見られ、大型シェルターやタープにインナーテントを入れ、雨風を防ぐ役割がある。
そして、2ルームハウスの役割も果たす一石二鳥のスタイルだ。

■タープ&蚊帳スタイル

2つ目は「タープ&蚊帳スタイル」。
こちらはソロキャンパーに多く見られ、蚊帳(メッシュで覆われた寝床)にタープを張ってコンパクトに仕上げている。

「虫は通さず風は通す」という蚊帳は、日本では馴染みが深い夏のアイテム。
キャンプでは、インナーテントやモノポールテントで設営して中で過ごす。

■ハンモックスタイル

そして3つ目は「ハンモック」。
バルバドスハンモックのようなものではなく、寝床にメッシュ、タープがセットになった完全装備型だ。

ファミリーの場合は人数上、広いサイトでドンと構えるスタイルが必須になるが、ソロならバッグひとつで収まるくらいのウルトラライトスタイルが流行っているように感じる。

キャンプの人数や好みに合わせて、トレンドのスタイルを試してみるのもいいだろう。

PHOTO/黒崎健一
TEXT/小川迪裕
撮影協力/オートキャンプ・フルーツ村
出典/ガルヴィ2018年10月号

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