秋はジャガイモがおいしい季節。
そこでアウトドア大好きのカフェ店主・A-sukeさんにジャガイモを使ったレシピを紹介してもらった。
今回は旨味がたっぷり染み込んだ「アサリとジャガイモの白ワイン蒸し」。

A-sukeさん
東京・水道橋にあるカフェ「BASE CAMP」店主。キャンプから狩猟まで広く深い知識と経験を持つ。
デザイナーの経歴をもち、これまでにナイフやグリルプレート(ともにtent-Mark DESIGNS)をプロデュースしている。

今回の食材 ジャガイモ

一般的には男爵かメークインが手に入りやすい。
ホクホク系の男爵はマッシュする料理に向いていて、メークインはきめ細かく、煮崩れしにくいので煮物に向いている。

最近では、ねっとりとした食感の北アカリや栗のような甘みとホクホク感のインカのめざめなど、様々な種類が出回っているので料理によって使い分けるといい。

アサリとジャガイモの白ワイン蒸し

材料

アサリ 1パック
ジャガイモ 2~3コ
ニンニク 1~2かけ
白ワイン 1カップ程度
塩・コショウ 少々
ディル 少々
イタリアンパセリ 少々

作り方

①アサリはお湯につけて砂抜きをしておく。

40~50度のお湯で砂抜きすると早い。ボールがなければコッヘルを余分に持っておくとよい。

②ジャガイモを茹でる。鍋に水を張り、ジャガイモを入れて火にかけ、沸騰したら弱火で10分ほど煮る。
串がスッと通るくらいまで煮よう。皮を剥いて一口大にカット。

③ダッチオーブンにオリーブオイルと、スライスしたニンニクを入れて中火で火を入れて香りを出そう。
アサリを入れて、しばらくしたら白ワインを入れてフタをする。

④②を③に入れフタをして、アサリのダシが効いたスープをジャガイモに吸わせよう。

⑤最後にハーブをちぎって入れ、塩コショウで味を整えたら完成。

まるっと食べるならハッセルバッグ! 

ジャガイモにナイフで切れ目を細かく入れるだけの簡単料理。
切れ目の間にチーズ、アボカドやサーモンを挟んだりとアレンジも楽しめる。

蒸してもいいが、皮のカリカリとした食感を楽しむなら、ダッチに底上げネットなどを敷いてジャガイモを入れ、オーブン的に焼くといい。

出典/ガルヴィ2018年10月号