見事な氷柱が見られる「鳴沢氷穴」や、滝の裏側にまわれる「雷滝」、日本ではリフトで登れる最高地点である「横手山」など、暑い日に避暑に訪れたい、甲信越の夏でも涼しい場所をご紹介します。

1. 鳴沢氷穴(山梨)

貞観6年(864年)の富士山の側火山・長尾山の噴火によりできた、総延長153m、深さ21mの竪穴環洞窟。昭和4年(1929年)に天然記念物に指定されました。環状型なので洞内を一周することが可能となっていて、洞窟内では氷の絶景が見られるスポットとなっています。

温度は常に0~4度に保たれているため、1年を通して見事な氷柱や氷の壁を見ることができ、夏には涼を求めて特に多くの人が訪れます。


photo by たかひろ301さん

氷穴全体は12分ほどで巡れますが、たて穴のため階段が多く、下りと登りを合わせた階段総数は168段。溶岩のゴツゴツとした岩肌を進んでいきます。頭上注意や足元注意の場所も多く、天井が最も低い場所では91cmしかありません!訪れる際には、歩きやすい靴と、できればすぐに羽織れる上着を1枚持参するのがオススメですよ。

【スポット情報】

鳴沢氷穴

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2. SORA terrace(長野)

長野県下高井郡にあるスキー場「竜王スキーパーク」は、グリーンシーズンには「竜王マウンテンパーク」として、テラスからの絶景や周辺のトレッキングなどが楽しめる人気のスポットとなっています。

世界最大級の166人乗りロープウェイに乗って向かうのは、標高1,770mの雲の上の「SORA terrace」。真夏でも20〜25℃ほどの気温にしかならず、かなり涼しい中で快適に過ごすことができます。

テラスからは、眼下に長野市、中野市、飯山市などの街並みが広がり、そして遠くには北アルプス、妙高山までも一望できます。条件があえば雲海が広がり、あたり一面が幻想的な雰囲気につつまれることも。

カフェやショップスペースなどもあり、マシュマロを浮かべるSORA珈琲など、雲海にちなんだメニューがいただけますよ。

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【スポット情報】

SORA terrace