7.延暦寺(京都・滋賀)

延暦寺(えんりゃくじ)は京都市と滋賀県大津市にまたがる天台宗総本山で、標高848mの比叡山全域を境内とする寺院です。西では京都を一望し、東では日本一の大きさを誇る湖・琵琶湖を眼下に望む景勝地。この美しい自然と1200年の歴史が評価され、世界遺産として認定されました。

境内は500haと広大で、東を「東塔(とうどう)」、西を「西塔(さいとう)」、北を「横川(よかわ)」と3つに区分しています。東塔は延暦寺発祥の地であり、根本中堂を中心とする区域。延暦寺バスセンターがあり、比叡山山頂や西塔、横川地区へのシャトルバスや、京都市内行きの路線バスに乗車できます。なお西塔は東塔から1km、横川は西塔から4kmの場所にあります。

境内には宿坊延暦寺会館があり、要予約にて食事や宿泊、修行体験が可能。境内に1泊して、歴史あるお寺で静かに時間を過ごすというのもおすすめの大人旅プランです。

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延暦寺

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8.近江八幡(滋賀)


新町の町並み

近江八幡は滋賀県中部・琵琶湖の東に位置し、豊臣秀吉の甥・秀次が城を築いて発展させた城下町で、近江商人発祥の地。琵琶湖を行き来する船をすべて寄港させ、楽市楽座制を実施することで、城下を大いに活気づけました。


モーター船

八幡掘周辺は、TVでおなじみの時代劇や、映画のロケ地として使用されたこともあります。そんな風情ある町並みと、情緒を感じながらゆっくりとした時間を過ごせるのが近江八幡の魅力です。

また近江八幡には近江牛を味わえるレストランが多くあり、ランチには近江牛のしゃぶしゃぶや焼肉がおすすめですよ。

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近江八幡

9.長谷寺(奈良)

真言宗豊山派総本山で、西国三十三所第8番札所。奈良時代、8世紀前半の創建と推測されています。初瀬山の中腹に本堂が建ち自然豊かな境内には、150種類以上、7,000株のボタンのほか、桜やあじさい、紅葉と四季折々の花が楽しめ”花の御寺”と呼ばれています。


photo by まりも☆さん

国宝の本堂には10mを超える黄金の「本尊十一面観音像」が安置されており、木造仏では国内最大級の大きさです。

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長谷寺

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10.法隆寺(奈良)


photo by Oo。さん

「法隆寺」は聖徳太子と推古天皇が推古15年(607年)に創建したと伝えられています。1993年12月には「法隆寺地域の仏教建造物」として、姫路城とともに日本ではじめて世界遺産に登録。


photo by 咲耶さん

境内は西院と東院に大きくわかれており、とくに世界最古の木造建築として国宝にも指定されている西院の金堂や五重塔などは、世界的にもよく知られています。そのほかにも西院の中門や東院の夢殿など、多くの建造物が国宝指定を受けています。


法隆寺 大宝蔵院

また大宝蔵院には国宝の百済観音像や夢違観音、百済観音像といった宝物が多数展示されています。敷地内は広く、建造物や宝物の数々を鑑賞するには最低2時間ほどは見ておいた方が良いでしょう。

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法隆寺

11.吉野山(奈良)


photo by SF_logbookさん

約200種、計3万本もの桜が植えられ、全国的にもよく知られる桜の名所。山の裾野から開花が始まり、山頂に向けて徐々に開花していくため長期にわたってお花見を楽しめます。シロヤマザクラが中心で、一斉に咲き誇るとまるでピンクの雲がかかったような美しさ。夜にはライトアップも行われ、妖艶な雰囲気をかもし出します。

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吉野山

12.黒壁スクエア(滋賀)


photo by くろせさん

ガラス工芸が盛んな長浜市の中心部にある観光スポット。「黒壁銀行」の愛称で親しまれていた銀行を改装した「黒壁ガラス館」を中心に、レストランやカフェ、ギャラリー、ガラスの体験施設など約30のショップが集まっています。年間約200万人もの観光客が訪れる、滋賀県を代表する観光スポットのひとつです。

「黒壁ガラス館」は黒漆喰の外観が美しく、屋外・屋内ともに、サンキャッチャーがあちこちに吊るされています。ガラス工芸品の購入や、工房作業の見学、吹きガラスの体験もできますよ。

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黒壁スクエア

13.みたらい渓谷・洞川温泉(奈良)


photo by なたくさん

奈良の奥地に位置する「みたらい渓谷」。清流に沿って遊歩道のハイキングコースが整備されており、渓谷美を堪能しながら、気軽にハイキングを楽しむことができます。大峯山を源流とする渓谷の水の美しさは、関西随一。また、上流にある洞川温泉(どろがわおんせん)は、古くから山伏が体を癒してきた秘湯としても知られています。

洞川温泉は“関西の軽井沢”とも呼ばれ、夏の避暑地としてもおすすめ。温泉街にはレトロな雰囲気の温泉旅館に食事処、お土産屋さん、喫茶店などが並び、昔ながらの趣を残しています。

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みたらい渓谷

14.橋杭岩(和歌山)


photo by たかひろ301さん

幅15m、長さ850mにわたって大小40もの岩がそびえ立つ、国の名勝であり天然記念物。並び方が橋の杭に似ているので「橋杭岩」という名がついたそう。干潮時に訪れると海の方に降りることができ、間近で岩を見ることができます。


photo by hiroshiさん

毎年11月の数日にはライトアップが行われ、夜の海に幻想的に浮かび上がります。

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橋杭岩

15.石山寺(滋賀)

紫式部が『源氏物語』の話を思いうかべた地として知られる石山寺。名前の由来にもなっている大きな硅灰石(けいかいせき)の上に立ちます。天平19年(747年)、聖武天皇の祈願により、奈良・東大寺の別当、良弁が創建。本尊は如意輪観世音菩薩で、安産や縁結び、厄除けなどに御利益があるとされ、古くから信仰を集めてきました。

四季折々の花を楽しむことができることから「花の寺」として親しまれ、5月下旬〜6月上旬にかけて、回遊式庭園「無憂園」ではおよそ200株の花菖蒲が花を咲かせます。

また2,000本のもみじが植えられており、秋には紅葉して境内が赤く染まります。例年見頃を迎える11月中旬から11月下旬頃まではライトアップも実施。「あたら夜もみじ」は日本夜景遺産にも登録されています。

石山寺はパワースポットとしても人気ですが、寺名の由来ともなっている国の天然記念物である「珪灰石(けいかいせき)」には強いパワーがあるそう。また手水舎の右手には、自然の大理石でできた「くぐり岩」があり、穴をくぐると願いが叶うと言われています。こちらもまたパワースポットとして注目を集めています。

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石山寺