被災地で活躍する救助犬のためのクリスマスプレゼント。フィアットが訓練道具導入のためのクラファンをサポート

■国際水準の救助犬を育成するために

日本初の国際NGO「ピースウィンズジャパン」は、2022年11月21日(月)にクラウドファンディング「Share Christmas」をスタートしました。

国際水準の災害救助犬を育成するための訓練道具の導入費用に充てるものとして、フィアットがこの取り組みをサポートしています。

●安全な訓練がいつでもできる環境を整えたい


フィアットがサポートするクラウドファンディング「Share Christmas」

ピースウィンズ・ジャパンが運営する災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”」には、被災地にいち早く駆けつけ、行方不明者の捜索を行う災害救助犬が所属しています。

これまで、北海道胆振東部地震や令和2年7月豪雨など、日本全国各地へ出動してきました。

同団体では、国内外の被災地でスムーズに活躍できる災害救助犬を育成するべく、「国際救助犬試験に合格すること」を目指して日々訓練を行っています。


国際水準の災害救助犬を育成するためには、いつでも安全に訓練できる環境が必須です

災害救助犬とパートナー訓練士(ハンドラー)が毎週行う訓練の中で、ネックとなっているのが「熟練作業」と呼ばれる科目だそう。

不安定な橋の歩行やトンネル通過などを訓練するという特性上、環境の再現が難しく、外部の訓練設備を借りたり、ハンドラーが道具を手作りするなどして工夫しているのが現状。その道具も老朽化により、犬が安全に訓練できなくなってきているということです。

●目標金額は100万円


土砂災害や豪雨災害の被災地でレスキュー隊員とともに活躍してきた災害救助犬

このたび同団体は、いつでも安全かつ効果的な訓練ができる道具と環境を整えるために、クラウドファンディング「Share Christmas」を立ち上げました。

今回の挑戦にあたっては、東日本大震災の被災地復興などを10年以上にわたり応援してきたフィアットが協力しています。

「Share Christmas」の概要は次のとおり。

期間:2022年11月21日(月)〜2022年12月25日(日)

目標金額:100万円

支援金の使い道:可動式バレルブリッジ/一本橋渡り/可動橋渡り/トンネル通過/水平梯子渡り/タッチ障害(ドッグウォーク)などに用いる専用の訓練道具

支援に対する返礼品として、オリジナルのグリーティングカードをはじめ、フィアットの2023年度カレンダーやフェイスタオル、カトラリーセット、保冷トートバッグなどを用意しています。

被災地で働く救助犬へのクリスマスプレゼント。皆様もサンタのひとりになってみませんか?

(三代 やよい)