1年を通して比較的温暖で、過ごしやすい気候の宮崎県。南国ムードが漂い、太平洋に面した開放的なゴルフ場も多く、リゾート気分でゴルフが楽しめるのが魅力です。そこでこの記事では、おすすめの名門ゴルフ場や、ナイターで楽しめる「ホシゾラ★ゴルフ」、ゴルフ前後に訪れたい宮崎らしい美しい自然やパワースポットなど、旅とゴルフの両方を満喫できる特別なプランをご提案します。

本記事では、月刊誌『GINGER』の読者が参加しているチーム活動、GINGER GOLF TEAMのメンバーが旅に出ました。
2泊3日の欲張りプランで、心も体もリフレッシュできる旅をお楽しみください。

※撮影時のみマスクを外しています。

INDEX

〈1日目〉神話にまつわる「江田神社」でパワーチャージ「低糖質専門店 BLUE OWL」で低糖質スイーツを堪能「トム・ワトソンゴルフコース」でリゾート型「ホシゾラ★ゴルフ」を「フェニックス・シーガイア・リゾート」でホテルも楽しみ尽くす〈2日目〉豊かな自然の宝庫「えびの高原」でリフレッシュ「御池クルージング」で雄大な景色を楽しむえびの市のお土産におすすめ。女将が考案した「ノカイドウの蕾」霧島六社権現のひとつ「狭野神社」を参拝シュワシュワの炭酸温泉「湯之元温泉」で疲れを癒す〈3日目〉海に面した「鵜戸神宮」で名物の運試し名門ゴルフ場「宮崎カントリークラブ」で爽快プレー

〈1日目〉

神話にまつわる「江田神社」でパワーチャージ

1日目のスタートは、宮崎空港から車で20分ほどでアクセスできる、江田神社へ。松林の中にひっそりと鎮座するこの神社は、古事記の最初のほうに登場する、イザナギノミコトとイザナミノミコトをお祀りしている古社です。夫婦の神様であることから安産や縁結びのご利益があるといわれ、多くの参拝客が訪れています。

朱塗りの鳥居から伸びる参道も印象的。両脇を原生林が囲んでおり、掃き清められた参道を歩くだけでも心が洗われるような気分になります。

行き着いた本殿に華美な装飾はなく、一層神聖な気持ちが高まります。

神社から北へ5分、「市民の森」の中にあるみそぎの池(御池)も有名で、こちらも神話と関係のあるところ。イザナギノミコトが、亡くなったイザナミノミコトを追って黄泉の国へと赴いたのち、穢れを払うためみそぎを行った場所と伝えられています。このことから江田神社は「みそぎ発祥の地」と呼ばれるなど、神話と縁の深い場所なのです。

江田神社

住所:宮崎県宮崎市阿波岐原町産母127電話:0985-39-3743web:https://eda-jinnja7.webnode.jp/

「低糖質専門店 BLUE OWL」で低糖質スイーツを堪能

木々の中に佇む一戸建てのカフェ「低糖質専門店 BLUE OWL」は、スイーツ好きが一目置く低糖質スイーツの専門店です。

上白糖は使わずに、羅漢果やエリスリトールといった甘み成分を代用。小麦粉の代わりに大豆粉やふすま粉に置き換えるなど、「甘いものを食べたいけれど、糖質は控えたい」という方々に最適なこだわりのスイーツを提供しています。

ポイントは、ヘルシーだけれども食べごたえはしっかりあって、見た目もかわいいこと。定番のテリーヌやアイスのパフェ、ティラミスなども一般的なスイーツと変わらないほど濃厚。ヘルシーだけれどしっかり甘く、スイーツ好きのココロを捉えて離しません。幸せ気分いっぱいになるお菓子と出合えます。

低糖質専門店 BLUE OWL

住所:宮崎県宮崎市阿波岐原町前浜4276-519電話:0985-77-8520営業時間:10:00~21:00web:https://blueowl-vent.com/

「トム・ワトソンゴルフコース」でリゾート型“ホシゾラ★ゴルフ”を

九州最大級のリゾート施設、「フェニックス・シーガイア・リゾート」内にある「トム・ワトソンゴルフコース」は、ゴルフファン注目のスポット。トム・ワトソンとは、著名なアメリカのプロゴルファーで、彼の設計・監修のもとに造られたこのコースは、彼の名前を冠した世界で唯一のコースです。

このゴルフコースで話題なのが日没後にプレーができる「ホシゾラ★ゴルフ」。その名のとおり、星空のもとゴルフがプレーできるというものです。

ナイター照明に照らされた幻想的なフェアウェイを舞台に快適なプレーが楽しめます。夜の時間も有効に使えるのはもちろん、何より南国の星空のもとでのプレーはリゾート気分にあふれます。

フラットなコースのほか、狭い設計のフェアウェイもあって、ビギナーもベテランにも高い評価。飛距離をカバーするエンジョイティーの設定もあります。GPSナビ付乗用カートはフェアウェイへの乗り入れも可能です。
※オーバーシード作業時など一部期間を除く

トム・ワトソンゴルフコース(フェニックス・シーガイア・リゾート内)

住所:宮崎県宮崎市山崎町浜山電話:0985-21-1188、予約・お問い合わせ先は0985-21-1301(9:00~18:00)web:https://seagaia.co.jp/twgc

「フェニックス・シーガイア・リゾート」でホテルも楽しみ尽くす

日常を忘れてリフレッシュする旅ならやはりラグジュアリーなステイを。「フェニックス・シーガイア・リゾート」のランドマークでもある「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」は地上154m、全客室から太平洋を一望できるオーシャンビューが自慢です。足もとには美しい緑の松林が広がります。

リゾートホテルらしく、快適なステイを叶えるラグジュアリーな施設が充実しているのも魅力。水辺に設けられた宿泊者専用エリア「THE LIVING GARDEN」では心地よい風に吹かれながら、ゆったりと時間が過ごせます。

焚火の炎を囲むように設えられた「焚火のリビング」では、焼きマシュマロ作りのお楽しみも。おしゃべりもはずみ、思わず時間を忘れてしまうことでしょう。

シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート(フェニックス・シーガイア・リゾート内)

住所:宮崎県宮崎市山崎町浜山電話:0985-21-1111、総合予約センター0985-21-1113(10:00~17:00)web:https://seagaia.co.jp/

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〈2日目〉

豊かな自然の宝庫「えびの高原」でリフレッシュ

2日目は、宮崎の壮大な自然を楽しむ旅へ。九州の名山、霧島連山の標高1,200m地点に広がるえびの高原は、ドライブで気軽にアクセスできるレジャースポットです。季節の移ろいが感じられる癒しの場所として一年を通じて多くの人が足を運びます。

おすすめはやはり自然散策。いくつかの池を周遊するように作られた「池巡り自然探勝路」は、散歩をしながら森林浴気分が味わえます。コース設定もわかりやすく、体力にあわせて歩けるため、幅広い世代の方にお楽しみいただけます。

二湖パノラマ展望台

なかでも片道30分ほどで到着する「二湖パノラマ展望台」は絶景のビュースポット。六観音御池と白紫池の2つの火口湖や、霧島山を代表する韓国岳(からくにだけ)が望めます。自然豊かなえびの高原は動植物の宝庫。散策中、運がよければ野生のシカに出合えるかもしれません。

えびの高原

住所:宮崎県えびの市末永

「御池クルージング」で雄大な景色を楽しむ

霧島山の南に広がる御池は、約4600年前の大噴火によって形成された直径約1km、周囲約4kmの火口湖。

最大の水深は約103mと日本で最も深い火口湖で、龍が棲むという伝説も残っています。そんな御池に来たら、ボートに乗船してのクルージング体験がおすすめ。

水面へと漕ぎ出せば心地よい風に吹かれて、気分は爽快。静かな水面や周囲の木々も一層美しく映り、野鳥の姿が見られることもあります。間近に迫ってくる高千穂峰にも感動を覚えることでしょう。古事記のなかで天孫降臨の舞台として伝えられているスピリチュアルな場所。その姿を船上から間近で目にすることができます。

御池

住所:宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田長尾

えびの市のお土産におすすめ。女将が考案した「ノカイドウの蕾」

えびの市に立ち寄った際におすすめのお土産が、「ノカイドウの蕾」という新しく誕生したお菓子です。

「京町温泉旅館組合みなほ会」の女将が開発した甘酒クッキーで、霧島山でのみ自生する花・ノカイドウをイメージして作られました。

蕾のときは可憐なピンク、開花すると白くなるノカイドウを、えびの産の米で作った甘酒や紅こうじ、大豆バター、ナッツなどのこだわり食材を使って再現。

サクサクした食感のなかに、ほんのり甘酒の味わいが感じられる一品です。現在は道の駅えびのや市内の旅館などで販売中。幅広い年代に愛される体にやさしいお菓子です。

霧島六社権現のひとつ「狭野神社」を参拝

霧島山は古くから土地を守る神として崇められており、信仰の対象ともなってきました。

ふもとにはいくつかの神社が鎮座しており、「狭野神社」はそれらのひとつである「霧島六社権現」に数えられます。

創建されたのは2500年前ごろのことで、御祭神は神武天皇、社名は神武天皇の幼名「狭野尊(サノノミコト)」より付けられました。もともとは神武天皇が生まれた皇子原(おうじばる)に創建されましたが、噴火で幾度か焼けるなどしたのち、約400年前に現在の地へ移されたといわれています。境内で見られる、樹齢400年を超える狭野杉は、薩摩藩主が1600年ごろに奉納したもの。

鳥居から続く杉林に囲まれた参道は、直線の参道としては日本一の長さといわれています。荘厳な雰囲気漂う狭野神社でパワーを感じとってください。

狭野神社

住所:宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田117電話:0984-42-1007web:https://sanojinjya.web.fc2.com/

シュワシュワの炭酸温泉「湯之元温泉」で疲れを癒す

シュワシュワとラムネのような炭酸泉で、美肌の湯としても知られる「湯之元温泉」。

明治35年創業と歴史は古く、かつては湯治場として親しまれていたといい、温泉の質はお墨付きです。温度違いで3つの湯船が楽しめるのも魅力で、交互に入ってみるのもよいでしょう。プチプチとはじける泡が全身を包み込み、炭酸泉のおかげでお肌はしっとりツルツルになると評判です。

湯あがり後に味わいたいのが、炭酸温泉の源泉で割った鉱泉カルピス。シュワッとした炭酸泉は入浴したあとの渇いた喉を潤してくれます。鉄分も多く含まれているので、貧血にも効果が期待できそう。温泉で炊いたご飯で作るおにぎりや天むすもあり、ここだけの温泉グルメも楽しめます。

湯之元温泉

住所:宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田7535電話:0984-42-3701web:https://yunomoto.org/