10月末、日本唯一のダイビングフィンに絵を描くフィンアーティスト・YURIE氏が、芸術の街であり、2024年のオリンピック開催に向け活気付くフランス・パリで行われたアートフェア、「Art Shopping Paris(以下、アート・ショッピング・パリ)」に自身の作品を出展。

そこで、自身ヨーロッパ初進出を果たしたYURIE氏に、今回出展したアートフェアの様子や海外のフィンアートに対する反応についてなどお話を伺った。

フィンアートを始めたきっかけはダイバーからのラブコール

フィンアートとは、ダイビングやシュノーケリング、スキンダイビングなど、泳ぐ際に着用するフィン(足ヒレ)に絵を描いたアート作品。オーダーでオリジナルの絵を入れることもでき、「自分の個性が出せる」とダイバーに人気を博している。

YURIE氏がフィンアートをスタートしたきっかけは、10年前に趣味で自身のフィンに絵を描いてダイビングをしていたところ、「海中で魅力を放つアートが目印にもなり印象的!」と多くのダイバーからラブコールをうけたことだったという。

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フィンアートの新たな試み!世界中からアーティストが集まるアートフェアに初出展

YURIE氏が出展した「アート・ショッピング・パリ」は、フランス・パリにあるルーヴル美術館から地下通路で直結する大型商業施設「カルーゼル・ドゥ・ルーヴル」にて、春と秋の年2回開催されるフランスを代表するアートフェア。世界中からアーティストや美術関係者、アートファンが集まるこのアートフェアで、フィンアートを含めた3作品の展示をおこなったという。





初めて目にするフィンアート、海外の反応は?

今回が初めてとなる海外での出展。YURIE氏は、「来場者の人々にとって、フィンアートはモノ珍しく見えたようで、『発想が面白い』という言葉を多くもらいました。また、少数ですがダイバーの方もいらしていて、大変興味を持っていただきました」と話し、海外でもフィンアートの魅力を知っていただくきっかけになったようだ。