自然文化園でのんびり。桜・蓮・ポピーなど季節の花もみどころ

「太陽の塔」を中心に広がる自然文化園。東側には芝生の広場があり、自然に囲まれ、開放的な気分になれます。週末はピクニックや運動を楽しむ人でいっぱいに。

芝生の北側にある夢の池では、スワン型などのサイクルボートを楽しむこともできます。池の中には、大阪万博時に噴水として活躍したオブジェも。作庭家でインテリアデザイナーのイサム・ノグチ作なので注目してみてください。

■夢の池 サイクルボート
TEL:06-6875-6643(自転車センター万博事務所)
料金:20分2人乗り1000円~、4人乗り1300円~
営業時間:9時30分~17時(受付は~16時30分)

さまざまな樹木や草花が植えられた自然文化園では、季節ごとに美しい花を見ることもできます。春には、見事な桜並木と「太陽の塔」がコラボレーション!

太陽の塔の西側エリアは、森や里山をイメージして整備されています。花の丘では、春は菜の花やポピー、カモミール、秋にはコスモスが咲き誇り、訪れる人を魅了しています。

約4000株のコキアも生育されています。9月ごろから、徐々に赤く色付いていき、見ごろは10月ごろからだそう。かわいい目を付けた、コキア3兄弟がひそんでいるので、花の丘で探してみてください。

自然文化園の北側には、立派な日本庭園も整備されています。6月下旬~8月下旬にかけ、約26品種・1200株のハスが咲き誇る美しいはす池は必見です。

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「万博記念公園」にある、3つの展示館・博物館がおもしろい!

「万博記念公園」にはみごたえある文化施設もあります。「EXPO’70パビリオン」は、大阪万博の出展施設・鉄鋼館を活用した博覧会の記念館。約3000点もの資料や写真などを通して、当時の熱い空気感を伝えています。1階ホワイエでは、特別展やイベントが開催されることも。

■EXPO’70パビリオン(えきすぽななじゅうぱびりおん)
TEL:0120-1970-89
料金:常設展 高校生以上210円、中学生以下無料(特別展は別途料金が必要な場合あり)※別途自然文化園の入園料が必要
営業時間:10~17時(入館は~16時30分)

1万2000点もの展示で世界の人々の文化を紹介する、世界最大級の民族学博物館「国立民族学博物館」もあります。地域展示と、音楽・言語の通文化展示に分かれた膨大な資料を見れば、世界一周気分が味わえそう!ショップをはじめ、一部無料のゾーンもあります。

■国立民族学博物館(こくりつみんぞくがくはくぶつかん)
TEL:06-6876-2151(代表)
料金:入館一般580円、大学生250円、高校生以下無料(特別展は別途)
営業時間:10~17時(入館は~16時30分)
定休日:水曜(祝日の場合は翌日)

大阪万博の展示館の建物を引き継いだ「大阪日本民芸館」は、柳宗悦が提唱した「民芸運動」の西の拠点。陶磁器、染色品、木漆工品など約6000点を収蔵し年に2回特別展を開催しています。

全国約50の作り手による民芸品が豊富に並ぶショップも併設。ショップのみなら無料で入れるので、お気に入りを見つけに訪れてみてください。

■大阪日本民芸館(おおさかにほんみんげいかん)
TEL:06-6877-1971
料金:入館一般710円、高大生450円、小中生100円
営業時間:10~17時(受付は~16時30分)
定休日:水曜(祝日の場合は翌日)、展示替え期間の夏期・冬期