クラウン(16代目・2022年)

クラウンを名乗らなければ素直にいいクルマと思えるのに

クラウンスポーツ(左)とクラウンセダン(右)の間で誇らしげル胸をはるトヨタ社長、豊田 章男 氏のトップダウンで16代目クラウン”シリーズ”は生まれた
撮影:三橋仁明/N-PAK PHOTO AGENCY

今まさにその是非が問われており、過去にもあった伝統的車名のイメージチェンジですら、ここまでの賛否両論、メディア筋からのフォローが必要な車名は、今までの日本車ではなかったかもしれません。

豊田章男社長が「日本のクラウン、ここにあり」と胸を張るも、否定派は今までのクラウンにSUVやハッチバックスポーツなぞないと言いますし、肯定派もデザインもコンセプトも素晴らしいと褒めつつ、しかしこれがクラウンを名乗るのか?と疑問に思ってしまいます。

結局4ドアセダンも作るなら、保守派にとってはそれがクラウンでいいじゃないかとなりますし、中国など既にクラウンクルーガー(北米名・ハイランダー)を販売している国以外でクラウンを名乗る事に何の意味があるのか。

発売後も売れたかどうかに関わらず議論は続きそうで、現時点で確実には言えないものの、失敗に終わった場合、クラウンの名を使った事が槍玉に上がる事は間違いありません。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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