その2・ハリにていねいにエサを付けるべし

猛暑が続く8月後半は、付けエサとコマセに使うオキアミの保管方法も重要だ。

付けエサ用のオキアミを船ベリに放置するのはNG。

気温が高い日にオキアミを外気にさらすと身が崩れやすくなるので、付けエサは氷を効かせたクーラーで保冷し、使う分をこまめに取り出そう。

エサの付け方は様ざまで、簡単に手早く付けられるスタンダードな1匹掛けをメインに、食い渋ったときは、ハリ軸に沿ってオキアミを通し刺しにする丸掛けがおすすめ。

オキアミの尾羽根をハサミで切り、切り口からハリを刺し、ていねいに付ける。

投入した仕掛けを回収したとき、エサの形が崩れていなければ合格だ。

 

もしアタリがないのにエサが外れていたり、頭が取れているときは、エサの付け方と保管方法を再確認。

それでもダメなら、新しいオキアミを解凍して使おう。

 

コマセ用のオキアミは一度に全部解凍せず、3kgブロックなら2等分し、半分を解凍、残りの半分はクーラーにしまい、順次解凍して使おう。

(広告の後にも続きます)

エサの付け方

(上)尾羽根を切り、切り口からハリを刺して腹に抜く。付け方が簡単でエサが崩れにくい(中)ハリを隠すように軸に沿ってオキアミをUの字に刺す(下)付けエサ用のオキアミの保管は、保冷剤を入れた真空保冷容器に入れて冷やす方法もおすすめ