自分が実際に見たさかなを、ビビットな色彩感覚でダイナミックに表現する沼津市公認おさかなアートクリエーターのすずきしょうた君(以下、しょうた君)の作品を紹介するとともに、おさかなアートや海のこと、最近の出来事などについて掘り下げてインタビューする連載企画「おさかなアートクリエーター・すずきしょうた、今月の1枚」。

今月は、来年開催する展示会に向けて描いた、環境問題も絡めた最新アートに関して。また、先月末に無事取得することができた、Cカードの講習を振り返っての感想など、見事ダイバーの仲間入りを果たしたしょうた君にお話を伺った。

今月の1枚!しょうた君の最新作

トビハゼの仲間と、イトウ

しょうた君

この絵は2023年、札幌で開催される展示会のために今描き始めている新作の一部です。展示会のテーマは「命をつなぐ protect the ocean」なので、ごみが溢れる海の中でも海洋生物は日々生きていて、命を繋いでいる様子を描いています。

編集部

最新作なんですね!展示会のテーマを表現するために、こだわったポイントはありますか?

しょうた君

ごみをそのまま描いてしまうと、とても悲しい絵になってしまうので、配色を明るくしたり、ごみを綺麗に描いたり工夫してみました。この絵を見て、ごみや海について考えてもらえたら嬉しいです。

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Cカード講習で一番難しかったのはマスククリアとマスク脱着

先月末に無事Cカードを取得したしょうた君。オーシャナでは、学科講習から取得までの様子を密着!詳しくは、「12歳のおさかなアートクリエーター・鈴木翔太くん、体験ダイビングの感動を忘れられずCカード取得に挑戦!」からチェック!

そして、Cカード取得直後の今、難しかったことや楽しかったことなど、講習の感想やこれからのダイビングの目標についてお聞きした。

編集部

海洋講習お疲れ様でした!そして、Cカード取得、おめでとうございます!久しぶりにダイビングをしてみていかがでしたか?

しょうた君

とっても楽しかったです!前回の体験ダイビングよりも、たくさんの魚に会えたのが嬉しかったです!

編集部

楽しんでCカードを取得できたようですね!ちなみに、どの講習が一番印象に残っていますか?

しょうた君

マスククリアが印象に残っています。上手にできなくて海水を沢山飲んでしまいましたが、ちゃんとできたとき、すごく達成感がありました。

編集部

マスククリアは、マスクに海水を入れる瞬間が緊張しますよね。すべての講習を終えて、率直な感想をお聞きしたいです!

しょうた君

マスククリアの半没は上手に出来たのですが、全没が難しかったです。あと、マスク脱着も、マスクを外してから着けるまでの間、鼻から息をしてはいけないので、それを意識するのが難しかったです。

編集部

私もマスク脱着に苦戦した記憶があります。Cカードを取得したことで、これから自分の目で海に住む海洋生物を見ることができるようになりますね!行きたい場所や見たい生き物はいますか?

しょうた君

自分が住んでいる沼津の海もたくさん潜ってみたいですが、海外の海とか、いろんな海を潜ってみたいです!いつか大好きなサメと一緒に泳いでみたいです。