スバルが、BRZのCup Car Basicを年間30台限定で販売開始しました。同モデルは、本年より開催予定となっているワンメイクレース「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」参戦専用車両として開発されています。

当記事では、BRZ Cup Car Basicのエクステリアから内装、そしてパワートレインなどについて掘り下げてみたいと思います。

■スバル BRZってどんな車?

引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/design/exterior

スバルBRZは、スバルとトヨタが共同開発したスポーツモデルです。スバルの得意とする水平対向エンジン+足回りのジオメトリーを強調させ、トヨタのボディーワークを取り入れた、いいところ取りのモデルといえます。

初代は、2012年から販売されスバルの水平対向エンジンにトヨタの直噴・ポート噴射併用技術である「D-4S」をミックスさせたパワーユニットが特長です。同モデルは、トヨタへのOEMが行われ「86」という名称で販売されています。

現行モデルである2代目は、2021年4月から販売開始されています。新型コロナで動きが取れない日が続いていたので、つい先日モデルチェンジしたばかりといって良いのではないでしょうか。

もともとグレード体系としては、スタンダードグレードとなるRと、18インチアルミやウルトラスエードシート、8スピーカーシステムなどでアップデートしたSグレードがありました。

2022年2月にCup Car Basicというワンメイクレース用車両を限定30台/年で販売することを発表し、販売開始しています。レース用のベース車両と言うのがポイントとなっています。

引用;https://www.subaru.jp/brz/brz/design/exterior

エクステリアを見るだけでも、スポーツカーだとすぐにわかるディテールだと感じます。車内に乗り込むと、スポーツマインドが沸き立つようなデザインとなっているのが特長です。これは、トヨタのスポーツマインドが注入され、スバルのラリーマインドとマッチングした結果と思います。

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■競技専用BRZ Cup Car Basicの特徴など

引用:https://www.subaru.jp/brz/brz/cupcarbasic/index

スバルBRZ Cup Car Basicは、そもそもワンメイクレース用に開発された車両です。そのワンメイクレースとは、「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」です。2022年から開催予定のレースです。

同モデルの特徴点として

ロールケージ
6点式シートベルト用アイボルト
空冷式のエンジンオイルクーラー

などの専用装備が施されていることで、レースレギュレーションにマッチさせやすい装備にしている点です。またレース参戦しやすい様に詳細を再セットアップさせています。Cup Car Basicは、スバルテクニカインターナショナル株式会社が吟味して架装しています。