筆者のキャンピングカーは、居住空間の広さがあり、設備が充実しているキャブコンタイプです。

キャブコンは車体が大きく目立ちやすいシルエットなので、「キャンプや車旅で使用するのには便利でも、普段使いとしては使いにくいのではないか」と、普段使いしづらい点から購入を躊躇している方もいるかと思います。

そこで今回は、キャブコンを日常から使用している我が家が経験した、困ったことや悩みなどの本音とともに、筆者が実践しているそれらの解決策をご紹介していきたいと思います。

キャンピングカーをファーストカーとして利用したいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください!

「キャンピングカーの普段使い」実際にこんなシーンで使ってます

通勤や保育園の送り迎え

我が家のキャンピングカーはキャブコンの中でも小柄なサイズのライトキャブコンのため、一般的な平面駐車場であれば、一区画内(2.5×5m)にギリギリ収まります。

筆者が務めている職場の駐車場は、一区画3×5mとやや大きめで高さ制限もなく、会社の規定的にもキャンピングカーでの通勤は可能という理由から、通勤にも利用しています。

また、子供たちが通う保育園への送り迎えにもキャンピングカーを活用し、仕事が早く終わった日には、愛犬を連れてそのまま公園に遊びに行ったり、ドライブをしたり、車内で子供とお昼寝したりするなど、キャンピングカーだからこそできる日常を味わっています。

スーパーやホームセンターへの買い物

キャンピングカーは広々とした収納スペースを完備しているので、食材や日用品をまとめ買いする我が家にとっては便利なアイテムです。

特に梅雨以降は生肉や魚介類、卵などの生鮮食品の食中毒の不安もありますが、キャンピングカーには冷蔵庫や室内クーラーも完備しているので、食材を車内に保管したままスーパーやホームセンター巡りも可能です。

また、小さな子供を連れて買い物に行けば、店内を走り回るなど親としては大変な事も多いですが、そんな時は車内で主人と遊ばせておいて、筆者だけパパッと買い物に行くこともできるので、日頃から重宝しています。

病院の受診

小さな子供は避けて通ることのできない病院にも、我が家はキャンピングカーを活用して、受診までの待ち時間を車内で過ごすことが多々あります。特にコロナ禍となってからは、順番が来るまで車内で待機という病院も増えてきているので、待ち時間の間にキャンピングカーのベッドを展開し、子供を寝かせておくことも多々あります。

人気がある小児科や救急センターなどを受診する場合は、待ち時間が1時間以上かかることもあるので、その間体調が悪い子供を快適なキャンピングカーで過ごさせておけるのは、親にとっても安心でき、大きなメリットでもあります。

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キャンピングカーを普段使いすることで生まれるメリット

キャンピングカーは移動手段として使えるのはもちろんのこと、車内でご飯を食べたり、寝たり、テレビを観たり、着替えたりすることもできるので、まさに「動く家」状態です。

医療従事者という仕事柄、以前までは夜勤明けの日に疲れた身体のまま車を運転しなければいけないこともありましたが、今はキャンピングカーで一旦仮眠をとったり、食事をしたりしてから帰宅することもできているので、筆者としては大きなメリットとなっています。

地域や用途によってはセカンドカーがなくてもキャンピングカーをファーストカーとして暮らすことができるので、その分車の維持費も1台分だけに抑えることができます。

さらには、日頃からキャンピングカーを使用することでクルマへの愛着が増し、メンテナンス意識も高まりやすくなるので、その分快適で安全なキャンピングカーライフを長く過ごせるようになります。

また、車内に救急セットや防災グッズなども備えておけば、いつでもキャンピングカーを避難場所にすることができるなど、キャンピングカーを普段使いすることで生まれるメリットや安心感は多々あり、日々の生活も充実しています。

災害の備えとしてのキャンピングカー。いざという時に子供と愛犬を守ってくれる「最強の避難所」に