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発生から26年 「和歌山毒物カレー事件」を多角的に検証したドキュメンタリー 「マミー」公開決定

映画スクエア

 1998年に起こった「和歌山毒物カレー事件」を多角的に検証したドキュメンタリー映画「マミー」が、2024年8月3日より劇場公開されることが決まった。

 「マミー」では、林眞須美の夫・健治が自ら働いた保険金詐欺の実態を赤裸々に語り、確定死刑囚の息子として生きてきた長男の浩次(仮名)が、なぜ母の無実を信じるに至ったのかを打ち明ける姿を見せる。さらに、真相に近づこうと焦る監督自身が事件に飲み込まれていく姿も映し出されている。

 監督を務めるのは、本作が初映画監督作品となる二村真弘。二村監督は、「私は何かとんでもない思い違いをしているのではないか。取材中、何度も自問した。林眞須美は手練れの詐欺師で、ふてぶてしい毒婦で、夫をも殺そうとした冷酷な人間であったはずなのに、取材によって得た事実はそれとは全く違う姿を映し出していた。これで死刑判決が下されたのか…。空恐ろしさを感じた」と、コメントを寄せている。

【作品情報】
マミー
2024年8月3日(土)より[東京]シアター・イメージフォーラム、[大阪]第七藝術劇場ほか全国順次公開
配給:東風
(C)2024digTV

 
   

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