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seekをオーガナイザーに、littleHEARTS.主催の人気V系イベント「polka dot circus」がSPECIAL Edition Vol.1を開催!出演バンド代表者による座談会が実現

DI:GA ONLINE

ヴィジュアル系専門CDショップ・littleHEARTS.主催の人気イベント「polka dot circus」シリーズが「polka dot circus SPECIAL Edition Vol.1」となって、4月19日(金)、東京・新宿BLAZEで開催される。今回も、オーガナイザーはPsycho le Cémuのseekが担当。現在新世代台頭で、新たなフェーズに突入しているヴィジュアルシーンのことをもっと知りたいということで、今回はseekの元にイベント出演バンドが集結。Ashmaze.の詩結(Gt)、アンフィルの翔梧(Vo)、KiDの楓(Gt)、グラビティの六(Vo)、ビバラッシュのるいまる(Vo)を迎え、現在のヴィジュアルシーンで話題を集める彼らの魅力、今回のイベントにかける抱負、見どころについてseekとともに話を聞いた。次世代のヴィジュアルシーンを牽引する彼らをマークするにはぴったりのイベントなので、これを読んで、ぜひ当日は会場に駆けつけて欲しい。

──まずは自己&バンド紹介をお願いします。seekさん、みなさんのお手本となる回答をお願いします!
seekハードル高いわ(笑)。Psycho le CémuとMIMIZUQというバンドでベースをやっていまして。polka dot circusというイベントのオーガナイザーをやらせて頂いているseekと申します。今日はよろしくお願いします。
六なんか、合コンみたいな感じでやっていくんですね(笑)。
──ええ、そうですよ。では楓さん。
楓KiDのギターの楓です。KiDは僕のソロプロジェクトで、サポート形式で他の楽器やボーカルの方をお願いしてます。僕は下手ギターと楽曲制作をやってるだけ。
seek初期は歌ってましたよね?
楓映像だけ。ライブは固定でお願いしているボーカルがいて、その人が歌ってますね。
──KiDはiだけ小文字。そこにはどんなこだわりが?
楓R指定をやってるときからKDって呼ばれてたんで、そこに自分、iを入れてKiDで。
全員おぉ~!!
楓それと、少年の初期衝動を大事にしたいという意味もあります。
──続いて、るいまるさん。
るいまるビバラッシュのボーカル、るいまるです。ビバラッシュは“アゲみ集団”エンターテインメントグループと名乗っておりまして。
seekそれ、いま考えた訳じゃなくてそう名乗ってるの?
るいまるそうです。みなさんの“楽しい”という感情を引っ張り出して爆発させる。そんなことをコンセプトに活動していまして。ライブは笑えることを重視して、1ステージ1サプライズをみなさんに届けられるものを心がけてやっています。
──では詩結さん、お願いします。
詩結Ashmaze.のギターの詩結です。バンド名は灰色の迷宮という意味で、答えのない悩み、苦悩、葛藤を表していて。その救いになるようなメッセージを届けようというバンドです。楽曲はいろんなものがあるので、楽しい曲で救われるのか、怒りを表現した曲に共感して救われるのか。いろんな形で救いになるメッセージを届けていけたらと思ってます。
──続いて六さん。
六グラビティのボーカルの六です。僕らはヴィジュアル系のなかでも“キラキラ系”といわれるジャンルに憧れて始めたバンドなんですが、いまはそういう人たちがほぼいないので、僕らはいまの時代のキラキラ系の王道になりたいと思ってます。
──そうして、最後に翔梧さん。
翔梧アンフィルのボーカルの翔梧です。バンド名はフランス語からきていて、ロマンチックにいうと、運命の赤い糸という意味があるんですよ。
seekだけど、バンド名の綴りは造語なんですよね?
翔梧そうです。バンド名にはもう1つの意味があって。and feel、喜怒哀楽いろんな感情がつきまとうライブをしたいというところから、それを縮めてアンフィルにしたんです。感情がつきまとう僕らのライブで、誰か運命の人とつながる。そんな場所になったらいいよねという夢物語を追っているロマンチストなバンドです。
──ありがとうございました。そもそもseekさんがこのイベントのオーガナイザーをつとめるようになった経緯は?
seekきっかけは、主催者であるlittleHEARTS.さんとお話する機会があったからですね。僕自身、気がつけば今年で25年バンドをやってきたことになるんですけど。だんだん年齢を重ねていくうちに、若いバンドさんと接するチャンスが如実に減ってきて。僕はヴィジュアル系が単純に好きなので、いろんな若いバンドさんのライブを観たいんです。最近はSNSだけで勝手にライブを観た気になってしまうんですが、実際ライブハウスで生のライブを観ると、印象が変わるんですよ。だから、そういうライブハウスでバンドを観たいという気持ちも、このイベントをやることで叶えることができるなというのがあって、イベントをオーガナイズすることにしたんですね。それで、2023年7月からシリーズでlittleHEARTS.STUDIO(Space emo池袋 内)でイベントをやらせて頂きまして。そのときは、各バンドさん宛てに直接“seekと申します。イベントをやるので出ていただけませんか?”というメールを送らせて頂いて。
──いきなりですか?
seekええ。だから半分ぐらいは怪しまれて返事が返ってこなかったですけどね(一同笑)。
──オーガナイザーとしてバンドの声かけ、ブッキングまでやられてたんですね。
seekそうです。それの“SPECAL Edition Vol.1”を、今回は新宿BLAZEでやらせて頂くことになりまして。このイベントにみなさんにお集まり頂いたという流れでございます。
──なるほど。「polka dot circus」をシリーズでやってみてseekさんが感じたことは?
seek正直、文化の違いは感じましたね。いまのバンドさんのバンドの動かし方。例えば、数年前までだと各バンドさんお立ち台を1つ持ってくるという時代から、いまはほとんどお立ち台を持ってくるバンドがいなくて。どちらかというと、特典会用のMyパーテーションをみなさん持ってらしゃるとか。
──えーっ!!
seekそうなんですよ。技術的なことでいうと、みなさんイヤモニでやられるんですよね。
──ライブハウスの規模で?
seekはい。だから、俺らとはリハのやり方も違うから新鮮な発見がたくさんありましたね。演奏も、みなさん上手いんですよ。しかも、持ってる楽器も「ええ楽器持ってるなぁー」っていう印象を受けましたね。
楓俺、完全にseekさんと同じ意見です! 俺はKiDとしては一番下っ端になるですけど、バンドマンとしてはそれなりのキャリアがあるので、それこそいまのイヤモニの話とか「カウントないほうが曲がカッコいいじゃないですか」といわれると、俺は「ドラムのカウントこそライブ、そんな奴はホールでやれ」って思っちゃう昔ながらの人なんで、seekさんの話を聞いて共感しかなかったです。
──実際にみなさんはイヤモニを使ってらっしゃるんですか?
六ウチは全員イヤモニです。大きい会場になって、その日からイヤモニでって無理だから。そのためにいまから慣れておきたいというのと、あとは演出的なところ。曲間の流れを僕らは大事にしたいんで、クリックがあったほうがやりやすいんですよね。テンポチェンジがすごくあってリズムが複雑な曲は、クリックがあった方がしっかり演奏が合うんですよ。それから、イヤモニだとどの会場でも同じ環境で演奏できるというのも大きいです。
seek歌はイヤモニのほうが安定するんですか?
六僕はそうです。会場の熱量を感じたいときは片方だけ外してやるときもありますけど。
翔梧俺もそうです。俺は、外すためにつけてますから(笑)。お客さんの声を聴きたくなって「これじゃ聴こえねぇんだよ」ってパッと外す瞬間がカッコいいかなと思って。
seekああ~。ここで1つタガを外すぞっていう意味を込めてのパフォーマンスね。
るいまる俺は使いたくなかったんですけど、コロナ禍で配信ライブが増えてしまって。配信ライブをやる会場のシステム上、イヤモニを使うようになりまして。その流れで、ライブハウスでも使うようになった感じです。でも、イヤモニをしてない時期のほうが圧倒的に長いんで、違和感はまだありますね。
詩結僕はバンド感、生楽器の感じが好きなんで、つけたくない派ですね。演出上、メンバーがいきなり曲を始めたいってところに対応するためにイヤモニを使い始めたって感じです。
楓なんか、イヤモニ談義になってますけど。
seekまさか、こんなにみんなが盛り上がってくれるとは思わへんかったから、そろそろ軌道修正しましょう(笑)。みなさんそれぞれ対バンやイベントで一緒に演ったことは?
全員ありますね。
seekバンド歴は?
六僕はグラビティが初めてのバンドで、いま7年目。
翔梧アンフィルは来年10周年です。
るいまる僕らは6月で8周年を迎えます。
詩結Ashmaze.は5年目。まあまあやってきたなと思ってたんですが、まだまだペーペーだったんだなといま思いました(苦笑)。
楓KiDは今年で4年目なので、ここでは一番フレッシュな存在ですね(一同笑)。サポートメンバーはみなさんと同世代なので、そこから僕もフレッシュさや、いまどきの若者の感性を仕入れてる感じです。サポートメンバーのなかには、Ashmaze.のS1TK(Dr)、グラビティのリクト。(Ba)もいて。
seekイベント当日も?
楓この日は違いますね。
──みなさん若手世代といっても、そこそこキャリアがある方々なんですね。
seek長く続けてりゃいいって訳ではないけど、コロナ禍があったからね。経験としては僕らが若い頃とはまったく違う時代をこの3年間食らってるはずだから、バンドとしては強いんやろうなって感じを、いま話を聞いてて感じましたね。
──みなさん、コロナ禍を乗り越えたバンド。
六あれを乗り越えたから、もう怖いものはないなって思えます。
──seekさんがここまでバンドを続けてこられた理由は?
seekやりたいから。それだけですよ。僕らは誰かにやれっていわれてやる職業じゃないからね。
楓最近ね、俺めっちゃいわれるんですよ。「もうバンドなんて無理だよ」って。でも、無理とかじゃなくて“好き”だからやってるんです。それで稼ぐとか売れるのも大事ですけど、根本に好きっていうのがあるから頑張れる。俺がR指定が終わって、コロナ禍でもわざわざ1人でKiD始めたのは、好きだからでしかないんで。
seekそれ自体、相当ヤバい決断やもんね。だから、いまはそういうヤバい人しか残ってないんですよ(一同爆笑)。まともな人ほど早く辞めちゃう世界やと思うんで。
楓まともな人はバンドマンでは生き残れないと思います。お客さんだって普通の人、一般人のステージを観たい訳ではないんで。
seekそうですね。
楓なにかしらの狂気性。それが陰だろうが陽だろうが、普通じゃない。
seek異空間。
楓そこにわざわざお金を払って観に来てくれて。こっちも「これ、面白いでしょ?」と提示できるのが俺らだと思うんで。普通じゃないから、みんなお金を払ってでも観たいと思ってくれるんだと思います。
──なるほど。今回の“SPECIAL Edition Vol.1”はどんなインベントになりそうですか?
seekいまのバンドさんは昔の僕らのやり方とは違って、SNSを上手く使って新しいお客さんが注目してくれる術を探していたりしてはると思うんですが。ただ、僕自身はライブハウスで育って来た人間やから、ライブハウスを使ったみんなが集まるカッコいいイベントは常にあって欲しくて。ないならないで自分らで作っていきたいなと思って、今回“SPECIAL Edition Vol.1”をやらせて頂くことにしたんです。今回は平日にも関わらず、こんなにたくさんのバンドさんが集まって下さったんで、各バンド、できるだけ持ち時間を長くしたいなと考えてます。今回はまだ第1回目ですから、俺は、1バンドずつ時間内でバチバチに演って欲しいなと思ってます。みなさんの映像を観させてもらいましたけど、確実にカラーが違うバンドが揃ってるので。そのカラーをどこまでその時間内で魅せていけるのか。そういうイベントにしたいなと思ってますね。
──みなさんは今回のイベント、どんな気持ちで挑みたいと考えていますか?
楓ウチはサポート体制で成り立っているところから、他のバンドとは違う。だから、当日のメンバーによってライブは変わるんですよ。それが強みであり弱みであると思ってます。俺自身はいまだに昔の世代だから、こういうイベントでは、ステージに立ったら「殺す!」としか思ってないんで(一同笑)。
seekでも、それすげー大事です。俺もいまだにそう思ってます。
楓KiD自体、曲はキャッチーなんですけど、俺の社会に対しての不平不満を歌ってるバンドなんで、その感じと、俺のステージの上での「殺す」っていうのを出せたらいいかなと思ってます。がんばりますっ!!
seek手法がR指定のときとはまったく違うから、そこにチャレンジしたのはすごいなと思いながら曲を聴かせてもらったんですよね。
楓ありがとうございます。どう考えても茨の道を選んでるんですよ。
seek既存のファンが求めているものと、ご本人が新しくこういうので演ってこうというのとは、必ずしも一緒ではないですからね。
楓バンド編成にしても、僕はギターですけど、もう1人ギターを入れてるんですよ。それは、俺が理想としているのが5人バンドで。2ギターにすることは自分の修行だと思ってるんです。自分の知らない感性が欲しいから、お金払ってでももう1人ギターを入れる。そこは最初からこだわってやってます。
──では、るいまるさん。ビバラッシュはどんなライブで挑もうと考えていますか?
るいまる僕らは対バン相手を「殺す」という気持ちはすいません、一切ないです(笑)。風のように過ぎ去っていって、お客さんからしたら「いまのなんだったの?」。そんな後味を大事にしてるんですよね。
seek持ち時間は短い方が得意ってことかな。
るいまるはい。でも、この間イベントで持ち時間が各々25分のときがあって。みんなのセットリストのぞいたら5~6曲入れてて。
seekみんな詰め込んで。
るいまるはい。ウチは考えに考えて3曲だったんですけど。時間が足りなくて2曲目の途中で終わってしまったんですよ。
seekそれで、ライブが終わった後に客席がザワザワしだす。
るいまるそうなんです!「いまのなんだったんだろう」って。風のようにバーンと過ぎ去っていくライブをする。それが自分たちのこだわりです。だから「あれ、なんか楽しかったね」の“あれ”になれたらいいので、今回もガバッとみんなを笑わせて、一瞬で去っていこうと思ってます。
seekでも、この髪型を含めて、強烈なアイコンがすでにできあがってるから“あれ”以上のインパクトは残していくんでしょうね。
るいまる:ありがとうございます。
──Ashmaze.はどう挑みましょうか。
詩結ビバラッシュ、グラビティはいままでツーマンをやったことがあって、アンフィルとも数回一緒になって。KiDはS1TKがサポートでメンバーのように出てるから、みんな元々関係値はあるんですけど。ライブ自体は誰が出るから俺らはこうしようというよりか、周りには流されず、自分たちはこうだぞというのを自信を持って出して。それをちゃんと受け取ってくれた人に感謝する感じです。
seekアーティスト写真を拝見したときは、往年の王道のヴィジュアル系やなと思ったんですけど。
詩結メンバーみんな10代のときに憧れてきたヴィジュアル系があって。いまの時代だから、取り巻く環境も求められるものも違うけど、そのなかでみんなカッコ悪いことはしたくないって気持ちは強いんじゃないかなとは思ってます。10代のときの自分が見て、これってカッコ悪いけどいまはしょうがない、とはいいたくないメンバーたちですね。
──では、グラビティは?
六グラビティはライブを観てもらうとイメージが変わると思います。ビバラッシュと似てるとよくいわれるんですけど。
るいまるめっちゃ間違えられるんですよ。
seek片仮名のバンド名で、なんとなくライブのテンション感が似てるとかで?
六明るい雰囲気だと似ちゃうんですよ。見え方的に。だけど、種類は違くて。
るいまる全然違うよね?
六だから面白いと思う。
るいまるライブ観ると全然違うんだけど、SNSとか雑誌とかで見ると、お客さんはこんがらがるんです(一同笑)。
六僕らがビバラッシュと違うのは、楽しいだけじゃないものを残したいなというところです。僕はヴィジュアル系にハマって、そこからヴィジュアル系バンドに憧れてやり始めたタイプなんで、学生の頃にいろんなヴィジュアル系バンドのライブを観てるんですよ。その頃に、楽しいだけのライブは忘れてっちゃって自分のなかに残っていかなくて。胸が熱くなるライブをしてくれるバンドが残っていったから、そういうものを残したいなと思いながらライブをやってますね。
seekあるインタビューを読んだから、なんでバンドやってるんですかという質問に「売れたかったからです」と答えてたのがすごい面白かったんですよ。そのときに、この人はバットを長めに持つタイプの人なんやなと思いました。クソ三振するするかもしれないけど、ホームランを打つかもしれないタイプかなと。だから、なにすんやろうという楽しさはグラビティに対してはあるかな。
六ありがとうございます(笑顔)。
──楓さん、ホームラン打ってしまう前に叩いておかなくていいんですか?
楓俺は初めて会ったときはナメてたんですよ。偏見の塊だから「はあ?キラキラ系なんて」って(一同笑)。でも、圧倒されたっス。こんなにちゃんとしてるんだっていうのがライブを観るとめっちゃ伝わってきて。「こんな風にやっとけばいいんでしょ?」っていうイメージなんです。僕のなかのキラキラ系の人たちって。だけど、グラビティは会ってみると「すいません、俺が悪かったです」っていうのを感じた。それぐらい凄くて。そりゃ人気出るわと思ったんです。
六そのお話、随分前にしてもらったのを憶えてます。
楓したね。あと、ビバラッシュも騒ぐ系だけど、自分たちが行く方向を定めた上で振り切ってるんですよ、彼らは。俺はそこまでできてない人しか見てきてなかったんで、偏見があったんですけど。でも、どんなジャンルだろうが本気で向き合ってる人たちは格好いいんだなって思わされました。
るいまるいやー、嬉しいです(笑顔)。
楓だから、俺は「負けられねぇぞ」って思ってます。むしろ焦ってます。コロナ禍のりきって、こうやってバンドに本気で向き合ってる人たちはどんどん売れて欲しいと思う。コロナ禍を超えて残ってるバンドはマジで強いと思うから、売れてシーンを盛り上げて欲しい。俺ができることがあればなんでもやるから、みんなで売れようぜって思ってる。
──それでは最後になりましたが、アンフィルはどんなステージで挑みたいと考えてますか?
翔梧アンフィルはひと言で言うと映画みたいなライブをしたいんですよ。例えば、その日5曲演奏するとしたら、1曲×5だけだと家でCD聴くのと一緒じゃないですか。同じ順番でも、その曲間がどうなってるのか、どんなテンションで演奏するのか。そういうところに重きを置いたものをやるので、毎回違うライブになるんですよ。ちゃんとストーリー、起承転結があって。気づいたらそのストーリーが、ある映画のような世界に引き込まれてる。そんなライブを目指してるんで、当日もそんなライブをやるつもりです。そうして、お客さんの感情をわっさわさ揺すれたらいいなと思ってます。僕ら、“いい子ちゃん”に思われてた時期が長かったんですよ。
seekバンドのパブリックイメージはそうかも。しっかりとした歌ものをやられているイメージが強くありますもんね。
翔梧だけど、ライブは熱量がすごくあるんで。さっき六君もいってましたけど、ライブを観てもらったらまた印象が変わると思ってるんで、そこも楽しみにしててもらたいなと思います。
──ありがとうございました。今日はイベントに向けて、ワクワク感が高まる座談会となりましたね。
seekそうですね。座談会でも盛り上がってくれたので、イベントでも、ますますみなさんのライブが楽しみになりました。
──お客さんたちにはどんなところを楽しんでもらいたいなと思ってますか?
seekお客さんも、今回は各バンドの色をはっきりと観てもらえると思うんですよ。振り付けがあるバンドがいたかと思えば、光り物をつけるバンドもいたり、次のバンドは光り物が禁止だったり。お客さんのルールがどんどん変わっていくのもイベントの面白いところだと思います。そこも含めて、やっぱりイベントは勝負やと思うんで。みなさんがどんな風に自分たちのカラーを出したライブをやるのか。そこを楽しんでもらいたいと思います。僕も楽しみです。
 
   

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