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摩天楼オペラ、東名阪「EVIL TOUR 2024」ファイナル・東京で最大級の熱量を放出!17周年記念ライブへ向けてトップギアへ

DI:GA ONLINE

EVIL TOUR 2024
2024年2月12日(月・振休)EX THEATER ROPPONGI

NEW EP『EVIL』を提げ、2024年1月から東名阪で「EVIL TOUR 2024」を開催していた摩天楼オペラ。『EVIL』収録曲を曲順に並べ、その間に既存曲を散りばめながらパフォーマンスを行なっていった本ツアーのなかから、ここではそのファイナルとなった2月12日、東京・EX THEATER ROPPONGI公演をレポートする。

場内のBGMが暗黒の儀式が静かに始まるようなダークなSEに切り替わると、ステージを覆っていた幕が開き、同時に真っ赤なレーザービームが場内に放たれ、アー写と同じ衣装を着たメンバーが1人ずつ、静かにオンステージ。5人が立ち位置に構えたところで、ライブは新作のオープニングナンバー「EVIL」で幕開け。今回のツアーは、冒頭から摩天楼オペラのメロスピが全開!! ライブで聴くと、体感スピードがさらに増すこの曲、響はツーバスの16分連打に加え、手数の多い迫力あるドラムプレイで、さらにこの高速ナンバーに力強さを与えていく。曲中、苑がさっそく美しいロングトーンを響かせると、それに呼ばれるように彩雨、燿、優介がフロントに飛び出し、ユニゾンで音を重ねて、オープニングから場内を沸かせる。そこからシームレスに「終わらぬ涙の海で」とつなぐと、苑の美しいファルセットとともに、場内には青いペンライトが広がっていき、オペラー(=ファンの呼称)たちが曲の世界観を後押し。曲が「MONSTER」に切り替わると、客席は一斉にジャンプをはじめ、キャッチーなサビが放たれると、会場いっぱいにド派手なレーザーが広がっていった。

苑(Vo)

「名古屋、大阪、バンドとしては大きなハコに挑戦してきましたが、オペラーがたくさん集まってくれてめちゃくちゃいい夜になりました。バンドが上を目指してる絵を観た方がアガるよね? それがよく分かった。今回、オペラーと一体になって名古屋、大阪とやってきた。みんなは俺たちに巻き込まれたと思って、この会場全員で楽しんでいきましょう!」

苑のMCに続いて、新作の2曲目に収録したリード曲「舌」のアクトへ。ライブバージョンでは優介と彩雨のイントロがあり、客席はここから腕を振り上げ、oiコールを入れて体のスイッチをオンに。そうして、本編が始まると摩天楼オペラには珍しいシャッフルビートに合わせて、観客たちは左右に揺れて楽しそうに踊り出す。ステージでは、苑が歌詞に合わせ、なんともいえない妖艷な雰囲気を醸し出しながら華麗なステップワークを繰り出し、観客を魅了していった。そんな彼らの新しい一面が観られたニューパフォーマンスに続いて、「零れ落ちていく未来」が放たれると、さっきまでの妖艷な雰囲気を一気に拭い去るような激しいoiコールが場内に響き渡る。まるで複雑なアスレチックフィールドを駆け抜けるようなサウンド。その奥から、耽美なメロディが聴こえてくる立体構造もまた摩天楼オペラの魅力。「赤い糸は隠したまま」は真っ赤なレーザーが広がり、サビでは照明も赤だけになり、場内を赤一色に染め抜いた演出で観客を驚かせ、この後の新作3曲目に収録した「誰も知らない天使」では、付点8分のディレイで空間を広げ、「桜」ではアルペジオで切なく儚げな響きを音色で作り出した優介の、繊細かつ緻密なギタープレイがオペラーたちを惹きつけていった。

彩雨(Key)

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そうして、このあとは苑が姿を消し、ライブは4人でプレイするインスト曲「Apocalypse」へ突入。彼らのハイレベルなプレイは圧倒的で、完璧。観ているだけでめちゃくちゃカッコいい。だが、摩天楼オペラの場合はそこに歌がなくとも、キーボードとギターが掛け合いでエモくて泣けるほど美しいメロディを入れ込んでくるから、それがたまらない。演奏が終わると「まだまだいけんのか?」と苑が再び登場し、ライブはここから後半戦へ。

優介(Gt) 燿(Ba)

新作4曲目の「S」が始まると、このスピードチューンに合わせて、ステージからものすごい勢いでCO2が吹き上がる。続けて新作5曲目の「Libra」へ。スケール感あるサウンドのなか、人々の心にどんどん浸透していった妖しさを、次のバラード「悲しみは僕への罰」の苑の透き通った歌唱と、苑が歌ったせつなさマックスの美メロを、優介が間奏のギターソロでもリフレインしてオーディエンスの心を優しく、丁寧に洗い流していったところは、本編のなかでもっともドラマティックな場面となり、訪れた観客全員が彼らの世界観に気持ちよく浸っていった。そうして、静けさに包まれた場内に「流星の雨」をプレイすると、優しいメロディが場内に降り注ぎ、天空では流星群を作り出すようにミラーボールがキラキラと回転。場内が照明に照らされ、真っ白になったところに、苑がブレス音からアカペラで歌い出し、始まったのは「真っ白な闇がすべてを塗り替えても」。響が踏む猛烈な2バスに合わせ、観客は激しくヘドバン。優介と彩雨のユニゾン、サビのバックに入る燿のベースのカウンターフレーズ、曲中のテンポチェンジに華麗な転調。摩天楼オペラのおいしいところをてんこ盛りにこれでもかと入れ込んだこの曲で、観客の爆発的な盛り上がりを引き出していく。そうして、新作のラストに収録したメロスピナンバー「光の雨」では、スピーカーから降りしきる音とともに、銀テープが雨のように場内に降り注ぎ、クアイアが響き渡るなか、本編を締めくくっていった。

「アンコール」を求める声があがるなか、銀テープを取れなかった人に、ファン同士が協力しておすそ分けをしていくオペラーたちのファンマナーに感動していると、5人が再びステージに登場。ここではメンバーから挨拶があり、彩雨は「名古屋公演で“光の雨”で銀テープが飛んだ絵が見えたんですけど、今日は飛びました」と喜びを伝え、燿は「長いツアーで」といいだしたところを、即座に苑に「短いよ!」と突っ込まれて場内の笑いを誘ったあと「配信観ていただいている方、ありがとうございます」と生配信でライブを観覧している人々にも挨拶を届けた。響は6年前の3月2日に同場所で摩天楼オペラを客席から観ていたことを振り返り「6年後、こちらにいました!嬉しいです。いいライブをしてここに戻ってきたかったんですよ」と感慨深げに喜びを表現。さらに優介は「初めて来た会場ですけど、今回のツアーで一番嬉しかったのは、僕が摩天楼オペラに入って作った曲が本編に全部入ったんです」と自身が加入後、レコーディングで自らフレーズを考えて弾いたものが本ツアーで全披露できたことを嬉しそうに語りかけた。苑は本ツアーでこうしてオペラーたちが集まってくれたことについて「上にいこうと思って俺たちがやれば、みんなにも伝染するんだなというのを肌感で感じました」と伝えたあと「2024年6月、新しいシングルを出します。夏ツアー、やります」と今後のオペラのスケジュールを緊急発表すると、客席は興奮しながら悲鳴をあげる。そして、ツアーのスケジュールを読み上げたあと「5月4日の17周年ライブも楽しみだし、夏も摩天楼オペラ。そして秋、冬もビッチビチにみなさん開けてもらえますか?有休全部使って、来てください」といって場内を笑わせなながら煽ったあと、アンコールは「闇を喰む」で幕開け。『マガツノート』Season:3のエンディングテーマソング用に書き下ろしたこの楽曲、オペラバージョンでは、キーボードとギターがパーフェクトにシンクロして、ツインギターのようなバンドサウンドを場内に響かせた後は、「暴れていくぞー!」という苑の合図で白煙が吹き出すなか「Adult Children」。続けて「悲哀とメランコリー」が始まると、客席は一斉にタオルを回す。それを見て、もう我慢できないというように響が椅子から立ち上がり、ここはメンバー全員参加でコール&レスポンス。ステージと客席の一体感が一気に高まっていったところに最高のキラーチューン「BURNING SOUL」投下。イントロだけで場内にいた観客全員の血肉が沸点までバーニングしていくのが伝わってくる。メンバーも、オペラーも、照明などの演出もすべてを出しきり、ブチ上がっていってライブは最高潮へと到達。

響(Dr)

演奏終了後、メンバーはステージを後にしたものの、このままでは終われない。熱波に包まれた場内から、再度「アンコール」を求める声が即座に上がると、それに応えて5人が姿を表す。「みんなの声をどうか響かせて下さい。歌えるか?」といって苑が会場に高らかに呼びかけ、始まったのはもちろんあの曲「喝采と激情のグロリア」。スピーカーから聴こえてくるクアイアとともにシンガロングを届けていた観客の声が、途中から観客だけの歌声に切り替わっていく。その瞬間、オペラーたちは声のボリュームを一段とアップさせ、場内全員で美しい大合唱をメンバーに届けていった。その姿をやさしい表情を浮かべて、見守っているメンバーたち。しばらくすると、苑がアカペラでその歌を引き継いで歌唱。だんだんとマイクを外していき、テンポを落とし、生歌でサビを歌い、場内に大きな感動の渦が広がっていったところで、本ツアーはエンディングを迎えていった。

終演後は記念写真を撮り、全員で挨拶を終えたあと、響と優介の2人はステージに残り、最後まで観客とこの日の特別な感動を分かち合っていた。

摩天楼オペラはこのあと、5月4日に東京・LINE CUBE SHIBUYAにて<17th Anniversary Live>を開催。同日に「闇を喰む」を摩天楼オペラ名義でリリースすることも決定している。さらに、6月にはニュー・シングル、そのシングル発売にともなって、7月12日の名古屋・Electric Lady Land を皮切りに8月3、4日に東京・代官山UNITまで、夏の全国ツアーを開催する。オペラーたちとともに、さらに上を目指すいままさに絶好調の摩天楼オペラをぜひとも生で観てもらいたい。

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