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「妻が自分よりもテイラー・スウィフトを選んだから、自分は離婚を選んだ」

フロントロウ

妻をテイラー・スウィフトに“取られた”男性の投稿が話題になっている。

「テイラー・スウィフトか自分かを選んでくれ」

 「妻が自分よりもテイラー・スウィフトを選んだから、自分は離婚を選んだ」。そう米掲示板サイトRedditに胸の内を語った男性によると、妻は「テイラー・スウィフトに関するあらゆるものを持っていて、家中がテイラー・スウィフトだらけだし、四六時中テイラー・スウィフトの曲をかけている」ほどテイラー・スウィフトに夢中になっているという。

 「たまに、自分への愛よりテイラー・スウィフトへの愛の方が強いんじゃないか」と不安を覚えることがあったそうだが、そんな思いは胸にしまい、結婚5周年に向けて愛を確かめ合うイベントを一緒に企画することにしたという。

 結婚当時はお金がなかったため、その代わりに結婚の誓いを立て直すパーティーをしようと計画し、豪華な会場を借りて、ドレスとスーツも用意し、男性は「当初の予算を超えてしまったが、妻が喜んでいたので良い投資だと思いました」と振り返った。

 しかし、幸せな日々はそこまでだった。

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 「パーティーを6週間後に控えたある日、妻は大喜びで帰ってきました。テイラー・スウィフトのコンサートのチケットが取れたと言うのです。日付を聞いたら、9月15日、結婚記念日と同じ日でした。それを妻に言ったら、彼女は青ざめ、『チケットを取ることに夢中ですっかり忘れていた』と言うのです。私は、『きっと転売できるから大丈夫だよ』と言いました。争奪戦のチケットでしたから利益さえ得られるでしょう。すると妻は、『何時間もパソコンの前で粘って取れたの。一生に一度の機会かもしれないんだから。パーティーは来年に延期してもいいでしょう』と言いました」

 確かに、パーティーを延期することはできる。しかし、パーティー開催のために支払った数十万円分の前金を失ううえ、予定を押さえてもらっていた家族や友人へのドタキャンもしなくてはいけない。さらに男性としては、結婚5周年というくぎりの良い年に結婚の誓いを立て直したいという思いがあった。

 「知りもしない」テイラー・スウィフトを夫よりも優先する妻に、男性は考え直すよう懇願。その後の数日間、夫婦の間ではこの件で口論が続いたという。

 「数日間言い争いが続いたものの彼女は考えを変えなかったため、私はもういいと伝えました。『テイラー・スウィフトか自分かを選んでくれ。結婚記念パーティーのためにチケットを売らないなら離婚する』と伝えたのです。妻の答えは、『テイラー・スウィフトに対する自分の愛を理解してくれない人とは、どちらにしろ一緒にいない方がいいのかもしれない』というものでした。私はそのまま、スーツケースに彼女のものをすべて投げ入れ始めました。テイラー・スウィフトのグッズを含めてね。壊れようがどうでもいい。早く家から出て行ってほしかった」。

 男性の投稿に対しては、「テイラー・スウィフトは引退するわけでも、死ぬわけでもありません。今後もツアーはあるんだから」などと妻を批判する声が多かったが、なかには、「テイラー・スウィフトだから仕方ないよね」と妻に同調する声も。

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