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【全訳】テイラー・スウィフトが「LGBTQ+コミュニティを危険にさらす有害な法案」について語る

フロントロウ

 その内容は、学校で性的指向の多様性について教えないというものからドラァグショーを禁じるものまであるが、過半数はトランスジェンダーの人々をターゲットにしたもので、医療へのアクセス、安全な施設の利用、健康的な学校生活を送ることが妨害されている。

 そのような法案提出がトレンドとなっている理由としては、票集めのためだと、ACLUの弁護士や国連本部のジェンダー多様性に関する会合の進行役を務めたジャーナリストら専門家は見ている。

 同性愛者や有色人種など、社会的に疎外されている人を“恐怖”と位置づけて票集めをする行為はアメリカの政治で長年使われている手法で、1970年代にはゲイやレズビアンが標的にされ、1980年代にはHIV/AIDS患者が標的にされてきた。しかし保守派である共和党支持者の間でも同性婚への支持は過半数(2021年のGallup調べで51%)となり、社会の寛容性は高まっている。そんななか、共和党議員はその矛先をトランスコミュニティに変えているのだ。

 70年代に同性愛者が悪だとされ、80年代にエイズ患者が政府に見捨てられたとき、当時の風潮に同調した人もいれば、それに反発してLGBTQ+コミュニティやエイズ患者たちのために闘った人たちがいる。歴史の正しい側に立つためにも、平等な権利のために闘う政治家を選ばなくてはいけない。テイラーはプライド月間のはじまりに、そんな大切なメッセージをファンに伝えた。(フロントロウ編集部)

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