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ノルディックスキーで世界初!? オールコンバインドのレースで会場が沸いたアジアカップ札幌大会

パラサポWEB

「日本での国際大会は4年ぶり。他の国の選手がいなかったら(日本の女子は2人しか出場しておらず)2人でレースをすることになるので、ウクライナの選手が来てくれて本当に良かったと思う。昨シーズンより力強く一歩を進めるようになった。いい大会だった」(立位の岩本美歌

昨春、大学生になり、環境が変化したという岩本

次世代の育成が課題

北京2022冬季パラリンピックから1年が経ち、北京大会で金メダルを獲得した川除は、今季ワールドカップで初の年間王者に輝いた。

川除は話す。
「北京以降、体幹トレーニングを継続して淡々とやってきたことが、今回のシーズンにつながっている。クロスカントリースキーはいろんな種目があるので、その中で全部が強いという選手になりたいです」

この春、新社会人になる川除。ミラノ・コルティナ大会では複数金メダル獲得を目指す

そして、今季ワールドカップ総合3位の新田は、今大会で、5kmクラシカル、10kmフリーも含めて3種目で表彰台に立った。

現在42歳で、北京大会後も現役を続行する。
「選手でもあり続けるが、他の選手も見て、全体的な引き上げをするのが僕の役割。ただ、川除選手と私がチームを引っ張る形でシーズンが終わってしまったのは残念。10代、20代の選手たちに上がってきて欲しいです」

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新田、川除に続く日本選手がワールドカップの表情台に上がる日まで、レジェンドの挑戦は続いていく。

「レースの後はみんなで頑張りを称え合う。その雰囲気がワールドカップとはまた違ってよかった」と新田

text by Asuka Senaga
photo by X-1

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