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プロアマ戦ゲストがプレー放棄の猛抗議!片山晋呉の傍若無人な「素行」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」

アサ芸プラス

 賞金王に5度も輝いた男子ゴルフ・片山晋呉の口から、過去の実績に自ら泥を塗るような、前代未聞の不適切発言が飛び出したのは、2018年5月30日。「日本選手権森ビル杯」(宍戸ヒルズCC)の開幕前日に開催された、プロアマ戦でのことだった。

 プロアマ戦は大会に出場するプロが、招待されたアマチュアのゲスト3人とチームを組んで団体戦で競うもので、片山を含む組は13番ホールからスタート。最初のホールを終え、ゲストが14番ホールへ向かう中、片山ひとりが13番グリーンでパット練習を続けていた。

 招待客が苦言を呈したところ、片山が「まだ前の組が詰まっているじゃないですか」と反論。これに激怒した招待客が2ホール目のティーショットを打った後、プレーを放棄してクラブハウスへ戻り、猛抗議したのである。ゴルフ誌記者が語る。

「プロアマ戦というのは、ごひいき筋へ日頃の感謝を込めた接待。プロ選手がホスト役になり、大手主催者や協賛企業の招待客であるアマチュアプレーヤーと和やかに会話しながら、コースを回るものです。ところが片山の場合、ポケットに手を突っ込んだまま、ラウンド中も言葉を交わさない。かねてから、ゲストからは不満の声があったのです。JGTO(日本ゴルフツアー機構)幹部の中には、いつかはこんな騒動が起こるだろう、という声がありました。それが現実のものとなってしまったのです」

 片山については、サインした色紙をファンに投げ返す「サインブーメラン事件」をはじめ、ナイキの靴をゴミ箱に捨てたことでスポンサー契約を解除された…など、かねがねその「素行不良」が指摘されており、

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「今回は大口スポンサーの接待という側面を持つプロアマでの不祥事。JGTOとしても、見過ごすことはできなかった。青木功会長、石川遼選手会長が同日中に招待客に謝罪しました。弁護士らからなる調査委員会を設置し、片山から詳細な聞き取りが行われたようです」(JGTO関係者)

 問題発言からおよそ1カ月後の6月27日、都内で記者会見に臨んだ片山は、謝罪の言葉を述べる。

「今回はこういう騒動になり、申し訳ありませんでした」

 調査委員会の野村修也委員長は、暴言はなかったとしたものの、「片山選手の行動はホスピタリティーに欠けていた」として「制裁金30万円と厳重注意」処分を発表した。

 ゴルフ規則書の第1章「エチケット」には、こう書かれている。

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