娘の自由は出来るだけ制限しない姿勢のブルースだが、一方で娘と関わる男性たちには忠告することも明かしており、その方法は、グループのうちの1人に責任をかけるというもの。「娘たちが男友達を家に連れてきて、プールパーティーなどを開いたとする。私はただ、『君、名前は?』と聞いて、『シンジュンです』と言われたら、『シンジュン。君が責任者だ。もし私の娘たちに何かが起こったら、私はまず君のところに行く。そして君の友人全員を目の前で殺す。君は最後だ』と言うんです」とのことで、ブルースにそれを言われたら怖くて心臓がギュッとなることは間違いない。
ブルース・ウィリスが子育てで学んだこと
子育てについて、そんな姿勢を見せるブルースだが、誰にとってもそうであるように初めの頃は学びの連続だっただろう。では彼の教訓となっていることは、どのようなことなのだろうか? 2012年に英Esquireのインタビューで語っていた。
「時には口を出したいという衝動を我慢しなければいけない。それを、子どもたちと関わるなかで学びました。それが私にとって1番のルールです。それは人生にも言えることですが、どちらかというと父親でいることについてですね。子どもたちが言いたいことに耳を傾けたい。聞くことから、より多くのことは学べるものです」
認知症になっても…、娘たちもパパのことが大好き
ブルースは娘たちにとって、とても良い父親のようで、SNSアカウントを持つ上の娘たち3人はたびたび彼との写真を公開している。
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ルーマーとブルース。
スカウトとブルース。
タルーラとブルース。
また、新型コロナウイルスのパンデミック中には、ブルースがデミや娘たちと一緒に生活。タルーラが丸坊主になる時にバリカンで髪の毛を剃ってあげる姿や、ルーマーが動画を撮影している時にドアの外から声をかけてしまったりする姿、そしてそれに対する娘たちの反応から、温かい家族の雰囲気が溢れていた。
下の娘たちはオープンなSNSアカウントは持っていないが、エマが何度か父子の姿を公開。そのなかには、現代っ子な子どもたちにダンスを教えてもらうブルース、ネイルを塗られるブルースといった貴重な動画や写真もある。
前頭側頭型認知症と闘うブルースも、それをサポートする家族も、大きな困難に直面している。しかし家族の間でシェアされている深い愛は、今後もファミリーを包んでいくだろう。
(フロントロウ編集部)